③-2
【タカ】(遠い目をして)トビよ。本当の愛ってのは覚悟を決めることだと俺は思うんだよ。
【トビ】藪から棒に語り出しやがる。
ふふ
でもね
【タカ】これは愛すればこその試練なんだと思う。
【トビ】珍しいな。お前がそんな真剣なツラをするなんてよ。
彼女の可愛いいところは
まだまだあるのだけどね
【タカ】俺はあえてこの苦悩を受け入れるぜ。
【トビ】聞くぜ。どうしても話さなきゃなんないことなんだろ?
言っちゃおうかな〜♪(心の中でクネクネする)
【タカ】分かったんだよ。俺がひよこ先輩に求めている思いはただ一つのことだ。
【トビ】ああ。
どうしようかな〜♪(クネクネ)
【タカ】たった一つの真心のみだ。
【トビ】語るね。今のお前には言葉に凄みがあるよ。
フフフ
【タカ】それ以外はすべてなくてもいい。必要ないとさえ思っている。
【トビ】覚悟をガン決めした男の目をしてやがるぜ。
それはねー♪(クネクネクネ)
【タカ】ずっと迷ってたけど、いま答えが出た。
【トビ】それってーと、つまり?
あ、まって
お猿さんが何か面白いこと言いそう
【タカ】俺が好きなのはよ。先輩の巨大なおっぱいだということだ。
【トビ】実存性に基づくぶっちゃけた答えが出てきやがった。
‥‥‥‥‥。
【タカ】世界は偽りだらけで、ネットニュースを覗けば、社会は詐欺、欺瞞、犯罪だらけだ。政治家。汚職公務員。スキャンダル芸能人。世の中の人間に本当のことを言う奴なんて誰もいねぇ。嫌になるぐらいクソばかりだ。それでも俺はひよこ先輩のおっぱいだけは––––あの大きなおっぱいだけは純真無垢な存在であると信じようと思っている。
【トビ】疑念を越えて、迷いを捨てて、お前は男としてついに覚悟を決めるんだな。
‥‥‥‥‥。(じっと見つめる)
【タカ】おっぱいが好きなんだ。
【トビ】そうか。
‥‥‥‥‥。(じっと見つめる。以下略)
【タカ】好きだ好きだ。どうしようもなく好きなんだ。(涙ぐむ)
【トビ】マジかよ。お前、そんなにも先輩のおっぱいに真剣だったんだな。
‥‥‥‥‥。
【タカ】俺はひよこのおっぱいが大好きなんだよ!(涙が落ちる)
【トビ】真摯な告白に胸が打たれるぜ。(涙ぐむ)
‥‥‥‥‥。
【タカ】なあ、トビ。
【トビ】ああ。
‥‥‥‥‥。
【タカ】やっと吹っ切れたよ。
【トビ】みたいだな。
‥‥‥‥‥。
【タカ】ありがとう。俺の告白を聞いてくれて。(握手)
【トビ】よく告白してくれた。俺はお前の勇気を誇りに思うよ。(握手+友を抱きしめる)
⚪︎
【タカ】マジうんこに(親指)
【トビ】マジうんこに(親指)
【ツバメ】‥‥‥‥‥。
⚪︎
えーっと
なんだっけ?
【トビ】タカ。俺はお前を恋のライバルと認めるぜ。もう認めざるをえねえ。
【タカ】なんだよ。急に。
‥‥‥‥‥。
【トビ】ハハ、今のお前の熱い告白を聞いて心が動かない男なんているはずねーだろ。俺も恋を本気でやってみたいと思っちまったぜ。
【タカ】おいおい、恥ずかしいこと言うなよ。
あ、そうだ
何て言おうと思っていんだっけ?
【トビ】なあ、タカ。俺もあの人のおっぱいに憧れているんだよ。大学入ってから、ずっと思い続けてきたんだ。はっきり言って惚れている。
【タカ】知ってるぜ。
忘れちゃった
【トビ】だから、負けねーぜ。(微笑む)
【タカ】へっ、そうかい。俺もお前には負けねーぜ。(微笑む)
なんかこいつらがアホすぎて
ビックリしすぎてしまった
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