応援コメント

第2話 噛み合わない言葉の応酬」への応援コメント


  • 編集済

    企画へのご参加誠にありがとうございます!
    しりとりと専門用語の組み合わせ、物凄く面白いです! 文系用語と理系用語のちぐはぐ感が二人の対の性格を如実に表していて良いなと思います。
    健斗はノーデリカシーとかそんなレベルではないですが、文句を言いながらもちゃんと奢ってあげるところなど案外義理堅そうなのも良いですね。
    二人の距離が少しずつ近くなっていく展開にも説得力があり、素晴らしいです! 「なんでお前そこで急に好きになんの!?」というありがちなパターンが回避されていて高い技術を感じました。

    作者からの返信

     天野純一様へ
     この度は、大変温かいお言葉をいただき、誠にありがとうございます。
     企画者様から直接ご感想をいただけたこと、そして何より楽しんで頂けたことに、感激しております。
     「文系用語と理系用語のちぐはぐ感」が、詩織と健斗という正反対の二人のキャラクター性を表現する上で最も大切にした部分でしたので、そこを評価していただけて本当に嬉しいです。
     健斗のキャラクターについては、理系の男として書きましたが、いつの間にか、あんな冷徹な感じになりました。
     でも、単なる「デリカシーのない理屈屋」で終わらせず、彼なりの不器用な誠実さや義理堅さをどう表現するかに心を砕きました。
     学食のシーンなど、ささやかな行動から彼の内面を感じ取っていただけたのでしたら、書き手としてこれ以上ない喜びです。
     また、「二人の距離が近づく展開に説得力があった」とのお言葉、恐縮するばかりです。
     恋に落ちる瞬間の「なぜ?」を、二人の言葉の応酬と、互いの世界への知的好奇心の中に少しでも描けていれば、と願っておりましたので、そのように言っていただけて嬉しい限りです。
     一気に掲載すると文字数が多いと思い、全4話にして掲載することにしました。
     よろしければ、二人の「しりとり」勝負の行く末を見守ってやって下さいませ。
     この度は、ご感想、ありがとうございます。