20日目 ドリアン好きかい?


 ドリアン好きですか? フルーツではなく劇薬のほうです。”ア“くんというオペレーターは、味方に能力上昇効果を付与できる優秀なバッファーです。

 今回はそんな彼が繰り出すドリアンの魅力を語ります。


 効果は単純明快です。”ア“くん自身と味方一体の攻撃力と攻撃速度を1.5倍にするというもの。アークナイツ界隈でこの上昇量は破格。味方の殲滅力、ダメージ貫通能力が目に見えて上がります。

 しかしドリアンには強烈な副作用もあります。薬剤を投与された瞬間に大量のダメージを受け、耐えられなければそのままバタンキューです。強烈な副作用を克服できた者のみが強力なバフを得られるのです。

 しかし代償のあるパワーアップってロマンあって良いですよね。全人類が大好きな演出だと言っても過言ではないと思います。


 おもな使用場面としては、エース級の敵やボスが登場し、暴れられる前に仕留めたいといった状況などで選択肢に上がります。

 やり方は簡単。味方のスキル発動に合わせてドリアンを投与し火力を底上げするだけなので、意外と脳筋ドクターにもオススメな戦法なのです。


 あとちょっと小技としては、ドリアンの副作用が物理ダメージ×15回という点を活かし、スキルの発動条件が”被撃回数“の味方にぶつけることで、いっきにウォーミングアップを済ませることもできます。


 ”ア“くんは破格のバフを付与できる稀有な存在。これはもう、どこに行っても引っ張りだこの最強オペレーターです……とはならないんですね、これが。


 まず前述の副作用がかなり痛いのです。耐久力のある地上オペレーターならこの副作用にも耐えられるのですが、高台オペレーターは軒並み耐久力が低いので耐えられません。

 そして高台には優秀なアタッカーが豊富で、理論上ドリアンと相性抜群のオペレーターがたくさんいます。しかし副作用が足を引っ張って、ドリアン×高台アタッカーのコンボは実践投入されないというケースが多いのです。


 あとそもそもの話、アタッカー1人とバッファー1人なら、アタッカー2人のほうが総ダメージ量は上という現実的な問題も立ちはだかります。

 とどのつまりバフとは、個人の現界を引き出すためのものであり、積極的に狙うというよりも、あったら嬉しいな程度のおまけなのです。


 総じて、ロマンを追い求める人のためのお遊戯戦術であると言えるでしょう。


 とはいえ、バフ効果が強力なのは明らか。それを捨て置くのはもったいない。輝くポテンシャルを秘めていれば磨いてあげたくなるのがドクターの性というもの。


 ドリアンの問題の大部分は、副作用のダメージです。ではその副作用を気にせず、高台の味方にもバフを付与できるとしたら?


 ロマンを追い求めるということは、未開の荒野を切り拓くのと同義。ロマンの先に待つものは、新時代の常識なのです。


 次回、ロマンのさらに向こう側へ簡単に行く方法を語りたいと思います。

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