おじさん転生【転生してもおじさんだった】
贈田
第1話 唐突なる死...そして...
俺は今年で42歳を迎えるごく普通のサラリーマン。
妻と男三兄弟に恵まれた
2025年9月12日
電車に揺らされながら、二本乗り継いで40分の通勤だ。
その日も、電車に揺られ出勤。
定時の17時をすこしまわったかな?
9月10日の結婚記念日に都合がつかなかったので
12日に家族で夕飯を予約していた。
時間に遅れそうなので小走りで駅に向かった。
17時34分発の急行に乗って3号車の窓際に座った。
『はぁ...間に合うかな...』
山間部のトンネルに差し掛かった時に轟音が鳴り響いた!!
落盤だった...
凄い衝撃とともに奥の方から人が飛んきた!
頭の中が真っ白になって、人に押しつぶされた...。
『あぁ..もう駄目だな...痛みも感覚も何もない。』
最後に家族に会いたかったな...。
今までの思い出が頭の中に溢れ出てきた。
『これが走馬灯ってやつか。ふっ...』
こんな状況にもかかわらず笑ってしまった。
意識が遠のいていった...
...
......
........
《・・・・・しま・・か?》
『あれ?なんだ?何か聞こえる』
《リーイ・・ーショ・・・しますか?》
こもっているように聞こえてはっきりと聞こえない。
『なんだ!誰なんだ!?はっきり言ってくれ!!』
ここは天国なのか地獄なのか
それともまだ死んでいないのか...
だが、轟音が耳に残っていて身体も動かない。
押しつぶされた感覚も残っている...。
《リーインカネーションしますか?》
reincarnation?
リーインカネーション?
転生?再来?
異世界系の漫画はよく読んでいたので名残のある言葉だった。
『死ななくて済むのか!!?頼む!やってくれ!俺はまだ死ねないんだ!!』
《dfwiundsnvifaf......njvdjfiopajdkkfho..msdkfkn....mdfw....ok》
聞き取れない言語だ。
何が起こっているのか何を言っているのかさえ分からない...
最後のokとは承諾してくれたのか...
家族に会いたい!家に帰りたい!
そう思いながら意識が遠のいていった...
そして...ふと目が覚めた。
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ご覧いただきありがとうございます。
作者の贈田といいます。
第一話につきご挨拶させていただきます。
空いた隙間時間に書いてみようかな?と思い
趣味程度で始めました。
主人公と同じ年の中年層です(笑)
異世界、転生などのアニメや漫画は子供が見ていて見るようになりました。
少年や青年がすごい能力を身に付けてますよね。
今作に関しましては、おじさんは転生してもおじさんなんです(笑)
自分自身、親近感が欲しくて始めました。
何分、素人の初作品になりますので𠮟咤激励、ご指摘などあれば幸いです。
何卒よろしくお願いします。
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