人生をかけた大学受験。
自分の全力を出そうと試験に取り組もうとしたが、そうはいかなかった。
受験番号931番。
アイツについて、確実なことが2つがある。
1つは、アイツは絶対に落ちるってこと。
そしてもう1つは、アイツと同じフロアになったことを、誰もが呪ったということだ――
・
タイトルでコメディかと思ったのに、どうしてくれようか。
道中が果てなく苦痛だ。つまらないのではない。苦痛を煮詰めたような文章なのだ。
人が嫌になる物語、ヒトイヤとでも言えばいいのか。
清々しいまでぶっ飛んでれば良いのだが、想像できてしまうギリギリのラインだからこそ嫌になる。
物語としてはまあ綺麗にオチがつくのだが、そんなことは些末なことだった。
良くも悪くも要約できない凄みがある一作だった。