もっと早く入院させてやれよ、と思う馬鹿姉ワタシ。

明鏡止水

第1話 馬鹿は黙っていれば馬鹿ってバレないんじゃないですか? ってお局に言いたい。か?

やってみなければわからない。

という言葉がある。

西尾維新の小説で「やってみなければわからないなんて」と登場人物が発言者に対して諦観をするような場面があった。失望すら抱いてもらえなさそうだ。

やってみなければわからない。

→やってみなければわからないほど結論、結果も理解できず愚かなんですね。


ワタシが嫌われているのはわかっている。

かといって空気になればこちらを尊敬していないと目をつけられ、かといって下手に会話をすれば元から馬鹿にされているので揚げ足をとれるならとれるだけとってくる、みたいなお局、とか。

人間かな、あれ。

どっかの呪術廻戦だったら、人の心とかないんか、ってくらい、そっちが愚か。


馬鹿は喋らなきゃバレないんですよ。

でも沈黙は金、なんていうけれど喋らなかったらもっとこちらの尊厳貶されること言われますもんね。


それでよくその肩書き名乗れるね、いやあ、偉いの反対語ってなにかな、よし、酷い。

とにかく酷い。


ストレス溜まってんのかな、自分。


うつ病に関するショート動画で人は鬱になると嬉しいとか楽しいとかだけじゃなく「怒り」も抱かなくなっていくらしい。まさに人生の喜怒哀楽を失うなんて、損で、原因なんてものはあったら罪深いね。

人から怒りという、自らを保つ防衛本能まで喪失させていくのか。

なんか横文字で紹介されてたけど忘れちゃったなあ。

感情の喪失に、さらにショックを受けて変わっていく自分、堕ちていく自分をより悲観しそうで怖いよね。


……。あー。

久しぶり文章を紡げてうれしいです。

私はですね、怒らない人間になりたいわけでも、叱ることができない人間になりたいわけでも無いんですよ。ただ、うん。ただ。


理不尽な理由から私を目の敵にしてくる奴らは怒れるし怒ってるんですよ。


ずるいなあ。

あんたらは人間でいられるんだ。他人に対して怒りを持つ、発散することで人間を保てるんだ。


こっちはその怒りが正当であれ、不当であれ穏やかに笑って自分を修正する、形を変える、心情を曲げてまで対応してるのに。


スッキリするために怒れていいですね。

馬鹿なこと言うのもうやめてもらっていいですか?


相手のために怒ったり叱ったりはできないんですか? 指導して自分がいい意味で楽ができて、自分がいない日も仕事が回るようにしたくはないですか? ……もう大切な人たち傷つけて退職者増やすのやめて下さい。迷惑なんで。

仕事ができるならあなたの場合感情労働もできるはずですし、よっぽどそっちが疲れた、って言うなら私たち、いつでもあなたが疲れるの待ってますよ……。


精神疾患で家族がひとり入院します。姉妹とか兄弟とか書いて特定とかされたらかわいそうだし私も余計なことをカクヨムで散々書いてるのでぼんやりエッセイ輪郭ふんわり系随筆目指したいと思います。


ずっと奇声を発していたり、過去の誰かの言動をなぞったような発言を繰り返したり、人格が分裂して言い争うような独語が多くて、絶対大きい病院で診てもらうか入院した方がいいと思っていたんですが。両親の片方がオカルトといいますか。

霊媒師というほどでは無いにしても霊視ができる人に見てもらう、とか言い出して。


ソッチじゃねえよ!!!!! 仮にそうだとしてもまず病気疑うだろ、元々精神疾患あんだから!!


とは私も強く言えず、もう片方の親も家族間の不和から過去に酷い目に何度もあったことから気の済むところまで……、ただし、度が過ぎれば止める、くらいの体勢を取ることに。


オカルト系に見てもらおうなんて言っていた親は昔幽霊がみえたらしくてそれでもうソッチ方面もすごく視野にいれちゃうんです。


私が若い頃精神疾患にかかった時も肩が重く無いか? 霊がついてるんじゃないか? と一回思考がそちらにいくと全部変な方に行く。風水とかも取り入れてくる。


でも本気でおかしい時にこれは心の病だ! 医者行くべ! こいつ連れてくべ!! って動いてくれるのもそのオカルト精通の方の親なので、別に機嫌を取っとかなくちゃとか、そういうのじゃ無いけれど。敬いたい気持ちがある。ちょっと変な霊媒師にハマると5万、10万用意しないとと考えちゃうあたりがあぶない。


まあ、私もオタ活の金額がとんでも無いからさすが親子。血は争えない。


「頭は間違っても血は間違えない」なんて好きな小説の一節(そこだけ知ってる)があるが、なんだかんだ家族を、こころを、それぞれつないでいきたい。


私は自分と同じ統合失調症がきょうだいのなかでひどくなったとおもうんだ。


オカルト路線だった片方も複数の人のそういう人との関わりで。

神社のお祓いやお参り、電話での相談やラインでのやり取りで一人の人から「霊の仕業では無いので病院に受診してください」というようなことを言ってもらえてなんとか突っ走りが止まった。


まあ片方の親も付き合いつつ相手の様子を伺いながら戦っており、なんとか落ち着いたことで。


「ま! はじめからちがうと思ってたけどね!」


とな。愚かなり。私も含め我が家族。

結局、中途半端なやり取りや霊視に付き合わされ長い期間苦しんでいるのは、きょうだいだ。


水場と玄関や各部屋に盛り塩を、なんてアドバイスされて今、家の中が百均の仏具関連の到底食器には使えなさそうな白い皿と盛り塩で見るたびに冷めた目を塩にそそぐ。


トイレのタンクの上にまで置いてある。

まあ、たしかに水関連だけど。


速攻きょうだいには入院してもらいたい、というのが私の本音だ。

別に奇声は大きいし近所迷惑かもしれないが、私は眠れる。もともと仲が良く無いし、薄情なところもあるが似たような症状で苦しんだ身としては早く家から出してやるか、適切な医療や専門家に現状と経過を観察してもらいたい。


両親が買い物から帰ってきた。

きょうだいの入院に関する必要なものを。

今日買うか、買わない、なんで、まだ日がある、家の用事も他にもあるのに、べつにだいじょうぶだし、じゃあ選ぶ、お前だと安いものをえらぶから(入院に高額なものなんて必要ないのにそもそもおかねだすのはこっちでしょ)無言、と夫婦間といえど個人という人間味あふれる舌戦と沈黙のやりとりを長年見てきたアラサー(34歳くらい我もうすぐアラフォー?すでにアラウンドフォーティー?)な私。

我が財布には千円札が5枚入っていた。

片方の親がタバコを憂さ晴らしか気晴らしで吸っている。

「これできょうだいの入院に必要なもの買ってきな……」

私は千円札を4枚ほどお渡し。

3枚じゃあケチくさいし入院に必要なものは結構いるだろう、でも5枚ぜんぶじゃあ私の金銭管理スケジュールやら予算が狂う、本当は10,000円札とか渡してあげたいが軽い揉め事の後、それもこっちがお金持ってると思われないように自分を守るための金額というか、枚数は不吉だけど4、だったのだ。

これでなかようしてくれ。

家庭くらい、せめて。


両親は喜んで買い物に行った。私からお金を預かった親が、もう片方へ(主に財布の紐を握っている家系管理係)に渡すと、

「おおう!!」

と喜んで私に頭を下げてきた。


正直、借金増やした事実は墓まで持っていきたい。

浪費家からなんとか立て直しを図ろうと家計簿を見直している私にはちょいちょい気遣いというか、心付け? なんだ? たまによいしょー!! するしかない。


お金があるんでしょう!! と片方から言われたくないトラウマがある。


きょうだいがよくなりますように。


欲しいものと自分の収入、いろいろ見直せるようになれますように。

2025/11/01でした。



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もっと早く入院させてやれよ、と思う馬鹿姉ワタシ。 明鏡止水 @miuraharuma30

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