深い海までも

@amekuzira

第1話

「りんか!!私たち同じクラスだよ!!」

「え!?ほんと!!やったー!!」


 今日は一学期最初の登校日

毎年クラス替えのある私達の中学校

毎年クラス替えってゆうのは珍しいらしい

「今年も仲良くしてねー!ゆい!!」

ゆいってゆうのは私の大親友。中一のときに席が近くで話してみたら話が会いすぎて『うちら前世姉妹だったんじゃない!?』ってなってそこからずっと一緒に居た。

「当たり前だよぉぉ!!さっ早く教室行こ!!」

「うん!!」


 今年も楽しい一年になるそう思ってた。


毎年恒例の自己紹介が終わり、休憩時間がやってきた。

私はいつものようにゆいのところへ行く。

「ゆい!!」

「あ、りんか!私新しい友達できたよー!!」

「え、はや!流石のコミ力だわ笑」

「でしょー!!」

ゆいはめっちゃ楽しそうに新しくできた友達みかの話をする。ゆいの話によると女子力高めで最近流行りの恋愛リアリティーショー、[全力恋愛]の話が出来て楽しいらしい。

親友が楽しいならなにより!そう思っていた。


 私もみかと話してみた。

みかはとても話しやすく誰とでも仲良くなれそうな人だった。私もみかとすぐに仲良くなり、私とゆいとみか、三人で行動を共にするようになった。

最初は楽しいなって思っていた。三人で海に行って水遊びをしたり、ショッピングをしたりして充実した毎日だった。


でもある日、

「ゆいー、みかー、おはよー!」

私はいつも通り挨拶をした。2人も元気よく返してくれると思った。

でも違った。

ゆいが嫌そうな目で私を見ていた。

みかも目は合うが挨拶は返してくれない。

ショックだった、昨日まであんなに仲良く話していたのに。

完全に私が悪い、私がなにかした、じゃなきゃゆいは普通に話してくれる。

あぁ私、ゆいにお気に召さらないなにかをしたんだあぁ終わった。

そう思った


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