第14話再びオークション
後日──
同じ豪華寝室。鏡の奥に隠しドア。
黒田が声をかけた男たちが、闇の視線で品定めしていた。
文子は知らずに到着。
黒田は、いつもの流れを全身舐め→スカトロ→アナルパール→膣中出しのセックスを披露した。
文子は白目を剥き、「黒田さん……いっぱい……」と崩れ落ちる。
膣とアナルから白濁がどろりと垂れ、床に滴る。
その様子をニヤニヤしながら男達はみている。
黒田は冷たくオークションの開始を告げる。
「50万円から。所有権移譲」
男A「55万」
男B「60万」
男C「65万」
男D「70万」
男E「75万」
「100万」
35歳カメラマン風の男が手を上げた。
落札者──高橋(仮名)
「俺は“見る”のが好きだ。
おもちゃ(文子)が他の男とセックスしてる姿。アブノーマル含めて、嫌がったり、快楽に溺れる顔。終わって動けなくなったところを、俺が陵辱するのが最高だ」と高々に叫ぶ。
文子はもう、俺の前では完璧に堕ちた。抵抗も泣き声も、甘い喘ぎに変わる。俺は面白くない飽きた。高橋の嗜好なら、文子はまた新しい恐怖と快楽を味わえる。俺は新しい獲物を探す。
黒田は頷く。
「落札。契約書は後日」
わかっていない文子を高橋に懐かせるための3P調教…佐藤から黒田の時と同じだ。
黒田との行為で高橋はアナルパールで文子がイクと動けなくなるのを見抜く。
黒田と高橋は文子のアナルを弄び、文子は絶頂で動けなくなる。快感で崩れて動けない文子をさらに犯しつくすことで、文子が高橋が黒田より快感を与えてくれると思い込む…
高橋は文子の首に革のチョーカーを装着。
「これからは俺の“おもちゃ”だ。
『ご主人様』と呼べ」
文子は震えながら、
「ご……ご主人様……」
と呟いた。
黒田は冷たく微笑み、部屋を出る。
高橋との契約
高橋は文子を抱き上げ、
「普段は家に帰っていい。
だが、俺が呼んだら必ずすぐに来い。
俺が指定した男が誰だろうとどんな行為を求められてもする。あとは俺が好きにする」
文子は震えながら、
「はい……ご主人様……」
と答えた。
黒田の女から、高橋の“おもちゃ”へと変わった。
普段は家に帰るが、心と体は高橋のもの。
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