「この小説はAIか人間か?」の答え
前回の問題の答えは、「100%AI」です。
■先に結論
AIでも、工夫次第で人間が書いたような面白い(※主観)小説を書くことは可能。
しかし、AIに出力させるためには本編以上の文字数が必要。
■小説の内容は、結局プロンプト次第。
キャラクター設定をChatGPTと相談しながら積み上げていく過程で、偶然の産物として生まれたのが、あの小説でした。
(私事ですが、個人的にとても気に入っていて、公開はしないものの自分のメモ帳に入れてたまに読んでいました)
いわば“創作ガチャ”のようなもので、人間側は本文には一切手を入れていません。
地層のように何層も情報を重ね、最終的には「じゃあ書いて」と軽く指示しただけで、あの形がポンと出てきました。
文字数に換算すれば、本編の倍以上を書き込んでいたと思います。
あの温度の小説を書かせようとするなら、AIは“短い指示で勝手に仕上げてくれる便利ツール”ではありません。
文字数換算で考えれば、むしろコストパフォーマンスはかなり悪い部類に入る、と私は思っています。
ただ、私の場合“潜誠の盾”などは、最初は楽しんで書いていたので、そんなにコスパ悪いとは感じていませんでした。最初はね。
■「ゴードン・シャムウェイ」さんの解説がとても優秀
外部リンクにはなりますが、コードン・シャムウェイさんが note で AI小説について非常にロジカルな解説をされています。
実用的で腑に落ちる話ばかりなので、よければ読んでみてください。
https://note.com/gordon_shumway01/n/nd3185399d264?sub_rt=share_b
読んでみて分かるのは、ゴードンさんも同様に「本編以上のプロンプトを書いている」という点です。
つまり、
「きちんとした小説をAIに書かせようとするなら、プロンプトを書く側にも相応の言語能力が要求される」
という現実に行き着くわけです。
では——と考えると、私もあなたも結論はひとつ。
「それ、手で書いたほうが早くね?」
■とはいえ、粗雑なプロンプトでもそれなりの小説は書ける。整合性を無視すれば。
「AIは前後の整合性が取れない」でも書きましたが、それなりのプロンプトでも、それなりの小説をAIは書いてくれます。
ですが、どこか見聞きしたようなシーンで、どこか整合性が取れていない……荒い小説が出力されます。
これを許せるか・許せないか。
はたまたそもそも読まない(本当に居る)かは、作者次第。
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