魔女のお茶会
幻のP
魔女のお茶会
森の奥でキノコの机に座ってまったりティータイムをしている一人の女性がいました。彼女の名前はフィオナという魔女です。不思議な生き物たちと意思疎通ができ、不思議な力を持っています。彼女の周りには紫のおどけた顔をしたお化けたちがいました。この子たちはアパーおばけ。魔女の近くに常にいます。
そんな穏やかな日々を暮らしています。しかし、一年に一度騒がしいお茶会が行われます。魔女の意思関係なくですが。どうやら今日がその日のようで、奥から次々とお化け仲間がやっていきました。一人は骸骨、二人のかぼちゃのお化け、キョンシーが今回参加するメンバーのようです。
「「「トリック&トリート!!!」」」
「・・・いたずらはするのね。」
フィオナは呆れていいました。すると、アパーお化けがお化け仲間に次々とお菓子を渡していきました。キョンシーは人見知りのため、泣きそうになりながら受け取っていました。みんな大喜びしていました。なかなか他人からもらいませんが、魔女の作るお菓子がとても美味しくてこの子たちはとても楽しみにしていました。
一日中この一年なにがあったのか、これがたのしかった等の話をずっとしていました。
魔女はずっとお化けの仲間たちの話を楽しそうに聞いていました。
日が明けてお化けの仲間たちは帰っていきました。後片付けをしながらふと魔女は言いました。
「今日は人間界に行きましょうか。」
アパーお化けたちは大喜びし、片付けのスピードを上げていきました。
なぜ、お化けたちが喜んだのでしょう。そう、今日は10月31日。人間界ではハロウィンの日です。魔女たちもその日だけお菓子を配り回っていきます。
「トリックorトリート」
その日は終わるとまたおだやかな生活になります。魔女にとって10月30日は特別なお茶会になるのでした。
この話はフィクションです。
魔女のお茶会 幻のP @maboroshi-P
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