ホームレス、今日もさすらう
@takahirohorii12
さすらう
妻に不倫をされて離婚調停でも自分の財産の半分を取られてしまってからもう人生がどうでもよくなってしまった。とりあえず勤めている研究所はやめることにした。
辞表を提出し、所長の好意で会社都合ということにしてもらい失業手当を割とすぐにもらえることになった。
ふと思ったのだが家は実はいらないのではないか?車もいらない。社会のインフラを最低限使わせていただくだけでいい。だがインターネットはしたい。
そう思って何が必要なのか改めて考えることにした。
移動に必要なランニングシューズ、速乾の服、バックパック、ノートpc、蓄電デバイス、宇宙インターネットに接続するための機器、数学辞典、テント、水筒。これくらいは必要かもしれない。いままで登山をやってきたし装備はまああるからそれを使えばいい。金はすぐ困るほど困ってはいない。
まず今住んでいる家を誰に売却するかそれについて考え始めていた。
ホームレス、今日もさすらう @takahirohorii12
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ホームレス、今日もさすらうの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます