第六章 優里と嫉妬
水道ができて一ヶ月、地域の人々は平和に暮らしていた。
ただ、平和も束の間、またしても困難がやってくる。嫉妬だ。
優里に嫉妬したものが、自動海水蒸留装置に火をつけたのだ。
優里は仕方なく、設計図を持ち、自動海水蒸留装置の製作に
とりかかった。だが翌日、自動海水蒸留装置の設計図が
盗まれた。これでは自動海水蒸留装置の製作が遅れてしまう。
さらに防災倉庫も燃やされ、優里は散々な目にあった。
「なんで自分より相手の方が優れてるだけで攻撃されなきゃ
いけないんだ。ぼくはただ平和に暮らしたいだけなのに。」
そう言って自動海水蒸留装置の製作に取り掛かった。
そしてなんとその10日後、自動海水蒸留装置が完成した。
前に自動海水蒸留装置を作ったときは1ヶ月もかかったのに。
優里は自動海水蒸留装置を何回も作っていた為、ある程度の
設計図の図面は覚えていたのだ。ただ、これだけじゃ嫉妬は
収まらない。翌日、優里はたまには、と海で遊んでいた。
ただ。それが大きな間違いだった。海で遊んで10分後、
地域の人たちが騒いでいた。
「火事だ!家が燃えているぞ!」
「今すぐ鎮火しなきゃ!」
「早く!水を持ってこい!」
そして優里がその現場を見に行ったところ、なんと燃えていた
のは優里の家だった。優里はショックのあまり棒立ちになって
しまった。そして、地域の人々は、水ではなく海水で鎮火して
しまった。優里の家はボロボロになったしまい、さらにカビや
腐朽菌が湧いてしまい、家が腐りやすくなってしまった。
だが、あのまま清水で消化しても、結局は燃焼範囲を拡大
させてしまうので、どう転んでも家はボロボロになってしまう。
そして優里は、優里に嫉妬してしまったものに、強い怒りを
抱いた。そして、次の日、優里は海に遊びに行った。気分転換
ではない。犯人を確実にとらえるためだ。そして、5分遊んだ頃、
何者かが家に入ろうとしていたので、放火される前に捕らえた。
だが、すぐに逃げられてしまった。優里はすぐに追いかけて、
その者の家まで行った。その者は清水供給師だった。
その地域では自分の家が燃やされたことがちょっとしたニュース
になっていたが、その者は自分の家に火をつけたくせに、
「火が怖い」などと言って罪を免れようとしていた。
「あいつめ。ゆるさんぞ。」
優里の心には火がついていた。
優里はアーリを呼んで蒸留器具にとある細工をした。
翌日、優里に嫉妬していた者が、蒸留装置を使って清水を作って
いた。そしてその者が清水を飲んだところ、
「なにこれ苦ァ!」
と言って水を吐いていた。
優里は蒸留器具の塩分を抜く作用がある所に同時に苦い粉を
入れるように改造したのだ。
「可哀そうかもしれないけど、家を燃やされるよりかはマシだろ。」
そしてその地域の人が優里の家を燃やそうとしている現場を見た。
という証言でそのものの信頼は地に落ち、その者は自分がやった
ことを後悔するのであった。
また、優里の地域の人々から素材が集まり、晴れて新しい家を
建てたのだった。
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