エピローグ
昔々ある所に、とあるホラーゲームクリエイターがいました。
彼はホラーとゲームが好きで、その仕事をとても楽しんでいました。
ある日、彼はホラーと選択でエンドが決まる選択ゲームを組み合わせたゲームを制作していました。
彼はきりがいいところまで作り終わると、満足したのか仮眠をとることにしました。
しかし、その仮眠は永遠の眠りになってしまったのです。
彼の死は多くの人に悲しまれ、大きな葬式が開かれ、彼の遺体は墓地に埋められました。
しかし、葬式が終わった後も彼の魂は死んだ後も現世に残り続けていました。
作り終えることができなかったゲームを完成させるためです。
彼はそれの完成に心血を注いでいたので完成させないで昇天することが許せなかったようです。
彼は今日も、魂の姿になってもゲームを作り続けています。
魂になって手に入れた、人をゲームの中に入れる能力を使って。
彼のゲームは少しずつリアリティを増してきています。
そりゃそうです。
実験体と彼が呼ぶ人間をゲームの中に入れてその人のデータを取り続けているのですから。
ちなみに、そのゲームの名前は「ナイフゲーム」というらしいですよ。
これを読んでいるあなたも実験体にならないといいですね。
ナイフゲーム OROCHI@PLEC @YAMATANO-OROCHI
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