序盤と中盤の実験

 月初めの本日から、自作小説の連載をスタートしました。

 ちょっと語りたいと思います。

 

 その前にコチラをご紹介↓

https://kakuyomu.jp/works/16818792440540123970/episodes/16818792440541994601#p184

 カクヨム内で見つけた「ラノベの公募基準でAIが小説を評価してくれるプロンプト」です。

 情け容赦のない客観的な意見とアイデアをくれるため、とても気に入ってます(厳しさ調節が可能なようです)。

 

 AI評価から一部を抜粋

「人生に絶望した主人公が、《声》から万物を読み解く謎の男に拾われ、地底世界で刺客に追われながら自らの存在理由を取り戻すダークファンタジー。

 近似作と差別化:

『最果てのパラディン』

 (人間を超えた存在による庇護と成長)

『リビルドワールド』

 (荒廃世界と異常な戦闘能力)

『Re:ゼロから始める異世界生活』


 ​差別化ポイント: 能力が「戦闘」ではなく「情報収集」に特化している点。戦闘を物理的な強さだけでなく、情報戦や心理戦として描ける可能性。


 主人公が闇堕ちという明確な欠落・弱さを持っており、赤髪の男が《声》という特殊すぎる知覚を持つ点。」

 

 

 8月1日から「小説家になろう」で同じ作品を投稿し始めて、3ヶ月が経ちました。

 1話分が500〜1500文字、全50話で完結。

 全体で約4.6万文字。

 なろう活動報告ではシーズン1完結と書きましたが、これを前半とした残り5万文字の後半を書き上げ、コンテストに応募するのが今の目標です。

 

 評価実績は、こんな具合です。

 10月26日に累計閲覧数1000PVを達成。

 10月25日までのユニークアクセス数580人。


 8月(投稿数17)、281PV。UU193人。

 9月(投稿数9)、、294PV。UU164人。

 10月(投稿数23)、、551PV。UU295人。

 11月(投稿数1)。

 

 「なろう」を知らない人にも、書籍化がムリであろうことは理解できるでしょうね。

 数字を読ませたAIからは、2025年の基準で「底辺脱出直前」。この調子で投稿を続ければ中層入りを目指せるとか……。

 シーズン1を読者が納得できる形で締めて、その1週間か1ヶ月後にシーズン2の投稿を開始すれば、これからも細々とPVは積み重なって行くかもとのことです。

 

 

 カクヨムユーザーは、

序盤(公募用・事件発生型)と、

中盤(Web用・静かな大人デート展開)の

ドチラから読み進めることを好むでしょうか?

 気になったので、3話までは両方を投稿して様子を見ることにします。

 

 タイトル・キャッチコピー・あらすじが違うだけで、今回連載を始めたのは1つの長編小説です。

 しかし、序盤3話だけなら中盤と内容が被らず、序盤は3話完結の番外編と言い張れる内容なので、規約違反には該当しないはず。

 

 

 どちらもWeb小説に適した文体と内容ではないため、0PV・0評価で終わる可能性が高いと、AIから告げられました。

 

 序盤(公募用)は、テンプレWeb小説の真逆を突き進みますからね。読者評価なんて端から諦めているというか、清々しいまでにアウトオブ眼中な内容です(このスラングは歳バレするらしい)。

 公募用としての評価は86点でしたが、上記の通りカクヨムコン向きではないようです。

 

 中盤(Web用)とは名ばかり。暗いものはNGらしいんで、明るい場面に導入口を後付けました。「紅の豚」のヒロインがやっていたアレです。

 「なろう」では、多くの読者様がお好きな話数から読み始めるので、地道にPVを稼いでます。

 公募用としての評価は44点でした(タイトルとのソゴ、冒頭部分に主人公が不在で感情移入できないとかで、何かメチャクチャ笑わせていただきました)。

 ちなみに判定(厳しさ: 5)です。

 

 ラノベよりも一般文芸風であるとされた点はザックリ削除したので、中盤の情報過多と展開の遅さは半分程度に解消されたはずです。

 AIにも確認済み。

 

 序盤の3話が評価されなかった場合は、3話完結で終了。のち非公開か削除。

 中盤の3話が評価されなかった場合は、非公開か削除して、序盤からの連載を続ける。

 両方とも0PVで終われば、「なろう」に戻って引きこもるのもアリ。むしろ、投稿負担が少なく済んで良いです。

 

 

・オマケ

 自分の書きたい・読みたいを優先する私が、マジョリティ向けに書いて共感・賞賛を取りに行くのは難しい。そんなものはAIの役目だ。

 高尚とか下賎とかでランク付けしてマウントを取る気はない。批判する気もない。

 そもそも、テンプレ作品を書く以前に読むことすら作業に感じてしまう。最近、なろう小説原作漫画の大半は、世界観紹介もキャラのセリフも冗長で、砂を噛むような感じだ。

 重要でないと思った箇所を読み飛ばすようにページをめくったら、速読したような高速で閉じる羽目になった。

 思考パターンがAI風にカスタマイズされているのかも知れない。

 アニメ化の際はセリフの調整をするものだ。漫画化する際も、漫画らしい文字数の調整をしていただきたいものである。

 

 集中力の有無が問題なのではない。好きな作品なら文字数は度外視で読める。 

 休載期間が長いことで有名な漫画家さんの描く少年漫画なら、私の脳みそでは理解しようにも厳しい部分はあれど、話について行く努力をすることは可能。とは言え、読んでいる最中も読み終えた後も首と肩のコリが酷かった。

 

 文字数に対する情報内容と密度、強すぎる既視感が問題なのだろうか?

 ニュースや野球界の話も怠いのだよね。

 

 

 

 3話評価は勝負ではなく実験だから、どう転んでも落ち込むことはない。

 ユニークアクセスの99%が去っても、残りの1%が読む作品であることは、エピソードごとの閲覧履歴で見つけた一気読みの痕跡で証明されているのだから。

 この3日間で証明されるのは、カクヨムのプラットフォームが私にとって有益か無益かという事実かも知れない。

 私にとって、という部分が重要だ。

 平和のために。

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