第4話 出会い その二
午前七時のショットガン女子高生宅。
自分もペットを飼いたくなったショットガン女子高生が現れた。
ショットガン女子高生はなりきり女子高生(一般人の想定する作者や読者にこよなく愛される女子高生を指す言葉。とにかくあざとい)よりもずっと自分が汚れ役になっていることに悩んでおり、自分もウサギのような可愛らしい小動物を飼えば相乗効果によって自分の人気もアップするのではないかと考えたのだ。しかしお小遣いに乏しいショットガン女子高生は金のかかるペットショップに行くことはできず、どっかに野良犬とか落ちてねーかなーと言いながらキョロキョロ町中を探し回った。
だがいきなり全長三メートルほどの巨大カブトムシの幼虫がやってきて、とにかくすごいキモい六本の脚をウネウネと蠢かした。
あまりのキモさに失禁を禁じ得なかった。
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