孤独
鈴音
孤独
目を覚ますと知らないところにいた。周りには誰もいない。自分がなぜここにいるか分からなかった。目を覚ます前の記憶がない。
コンクリート張りの殺風景な部屋。部屋にはベッドと御手洗しかなかった。外に出ようとしても鍵がかかっているのか出られない。扉を叩いても誰も気付いてくれなかった。全体重をかけて扉に体当たりしても、血が滲むくらい扉を叩いても扉はビクともしなかった。その場にへたり込む。
結局、その部屋から出ることは出来なかった。
孤独 鈴音 @suzune_arashi
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