愛によって生まれた土人形による、欲望や憎悪の連鎖にはなんだか、人の業を感じますね。繰り返し生き続けているのは呪いと呼べるものかもしれない。欲しかったものは最後に手に入ったと言えるのかもしれない。多分、ギリギリ。月が囁いた愛の言葉。その美しさの輝きは、崩れ行くのになぜか笑顔になれる。
美しい……いやあ、美しい。とっても素敵な作品に出会えました。とにかく美しい物語です。私にはもう、こうとしか表現できません。魔女の使いの物語です。美しくも苦しみに満ちた時間の果てに、幸せな夜を迎えるお話です。くどいようですが、もう一度。「最高に美しい物語です」。文章も内容も、人物も、すべてが美しいのです。最後の一文がもう素敵すぎて……「ああ……!」となりました。もう大興奮の大満足です。また読みたいと思える、素敵な作品に出会えました。ありがとうございます。