第二話

「ラ、さ、、、!」


ん、?何か聞こえて、、、


「ライ様!!」


ライ、?誰だそいつ


「大丈夫ですか!?」


メイド、、、?ッ、!


急に、頭が、、、ッ


「ライ様!?」


「うっ、、、」


頭に、何かが、流れ込んできて、、、?


これは、、、ライの記憶か?


「マーシャ、?」


「はい、何で御座いましょう、、、?」


「俺って何歳だっけ?」


「え?先日ライ様は誕生日を

    迎えられて10歳でございますよ、?」


「そっか、ありがとう」


「、、、悪いけど、少し1人にさせてくれないかな?」


「わかりました、?

   扉の前で待機しておりますので、

    何かご用がありましたらいつでも

             お声がけください」


そう言ってマーシャは部屋から出ていった


「、、、一旦整理するか」


この世界には"魔法"と"聖法"が存在する


魔法は世間一般的に用いられている


人によって得意魔法が違うらしい


因みにその魔法を使う為の魔力を

宝石に限界まで込めた物を魔石と言うらしい


そして聖法はある魔石に触れないと使えないらしい


その魔石は世界に10個ある


その内の5つは皇宮と四大公爵家にあるらしい


そして、俺の名前はライ


ライ・ルグウィグ


四大公爵家のうちの一つだ


しかも俺には可愛い婚約者


エレナ・ヴァレンタイン


この国の皇女だ


皇女、、、こうじょ、?


皇帝ってこの国で一番偉い、、、よな、?


その娘、、、ぇ、え、?


「っすーー」


「、、、よしっ!まぁ、大丈夫だろ!!」


______________________


あれから2年が過ぎたある日___


「ライ?」


「え、?ぁ、ごめんエレナ!何の話だったっけ」


「もー!ちゃんと聞いててよ?」


「うん、ごめんね」


「それでね、父上に頼んで

 今度、聖魔学園に入る為の入試試験に

        参加できる様になったの!」


「おぉ!それは良かったね」


「うん!これでライと学園でも一緒だね」


「うん!、、、ん?」


え、俺も入試試験受けんの、!?


「え、俺も、、、?」


「そうだよ?ライが受けるから

     私も父上にお願いしたんだよ?」


「ぁ、そっか!そーだね!ごめん、忘れてた!」


記憶漁ったら奥深くに記憶るじゃねーかよ!


ライ本人も忘れかけてたじゃんか!?


「ぁ、そろそろ時間だ」


「確かに」


エレナは俺の婚約者である前にこの国の皇女


だから勿論スケジュールはいつでもパンパン


だけどこうやって偶に俺に会いにきてくれる


でもまぁその時間も長くは無い訳で、、、


「じゃあまたね、エレナ」


「またね、ライ」


そう挨拶を交わすと馬車が走り去って行く

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異世界転生したらストーカーに追われました 碧莉 @aori0416

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