第17話 オーク集落を殲滅出来た

 樹海中央は、リザードコロニーより王都寄り、走る速度の遅い簡易人化の6人に速度を合わせてユックリ走っても、昼には到着した。


「全員休憩後突入、様子を見て殲滅する! 無理そうなら撤収の指示を出す!」

 オーイデ神の加護持ちと違い、加護の無い6人はかなり疲労した様だ。


 余裕を持って1時間休憩後、突入の指示を出した。

「ゼググにリットル、ミリは無理をせずオークに向かえ!」

「「「はい!! モコ様!」」」


「ドロン、シロロ、ヒトコは三人一組でオーク一頭ずつ倒せ! コポ、コル、ルトも三人一組でオーク一頭ずつを倒せ!」

「「「「「「はっ! モコ様!」」」」」」


「突入!!」


 私は先頭で突入し、動きの鈍いオークにぶち噛まし斬り倒し直進する、少し遅れてゼググが盾のぶち噛ましを殺ってる、リットルはごつい鉄棒を力任せに打ち当てオークを潰してる、ミリの動きは私でも追えない! 目にも留まらない動きでオークの首を切り取って行ってる。


 私達4人は疲れを知らないが如く、縦横無尽にオークを討伐して行く、取りこぼしオークをドロン達三人と、コポ達三人が上手い連携で倒して着いて来る。




 全員問題無さそうなので、勢いに乗って壊滅する事にした。



 オークの巣の最奥に、一際巨大なオークが立ち塞がり、その回りをオーク20体が巨大オークを守る様に対峙する。


「この一群を倒せば、オークの巣完全壊滅になる!! 全員もう一頑張りだ!! 踏ん張れ!!」

「モコ様! 儂らでオーク20を相手にします! オークジェネラルの討伐お願いします!!」


 あの巨大オークはオークジェネラルって言うのか。

「分かった! 突っ込むぞ!!」


 私は前面のオークに、ぶち噛ましして突き進む。

 最奥で、余裕かましてるオークジェネラルに斬り掛かった。


 キーーン、キーーン


 オークジェネラルに斬撃が全く通じない? 金属音が響く固い皮膚だ!!

「オークが1段階進化でこんな化け物になるのか?」


 生き物なら、脳を揺さぶり脳震盪のうしんとうを起こさせる!!

 動きは私の方が遥かに速い、勢いを着けて飛び掛かり巨大オークのコメカミに渾身の一撃を入れた。


 思惑通り脳震盪のうしんとうを起こし、どっと倒れた巨大オークの目玉目掛け剣を射し込み、グリグリ脳を掻き回してやった。


 脳を破壊された巨大オークは、ビクンビクンと身体を震わせ息絶えた。

「勝った…? 痛ぁい!!」

 渾身の一撃で、右拳はグチャグチャの骨折をしてた。

「オーイデ神様の加護働いて!!」


 ふと、皆が気になり振り向くと、戦闘は終り皆が注目してた。

「皆ご苦労様! 良くやった!!」



 あれ? 全員固まってる? 私の戦闘は引くほど狂暴だった?


「「「「「「「「「モコ様凄い!!」」」」」」」」」

 良かった! 引いてたんじゃ無く見入ってたのか。


 こぼし無く、全てオークの死骸を収納袋に入れて行った。

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