第2話 ちょっと昔話
娘は、子どもはいらないとずっと言い続けてきたし、私も「子どもなんていらないよね~。子どもを育てるのは大変だよ」と散々、娘に吹き込んできた。
実際、私はシンママなので、子育ての大変さは、本当によくわかっているつもりだ。私が娘を育てるときは、実家の2階に住んでいたので、私の両親や当時、まだ健在だった私の祖母、その祖母の近所のお友達たち(皆さん高齢の女性)が助けてくれた。
本当に、助けてくれて、当時70歳くらいだった祖母やその友達たちが、昼間にわらわら集まって、昔の記憶を呼び起こしながら、娘をお風呂に入れてくれたり、遊んでくれたり…
祖母やその友達たちも、みんなが自分のひ孫の様に可愛がってくれた。本当に感謝しかない。
多少、危ないこともあったけれど、ご近所中に愛され、世話をしてもらったおかげで、私はフルタイムで働き、夜だけ子どもの世話をすれば良かったので、世のシンママよりはかなり恵まれていたんだと思う。
ただ、夜は、子どもと二人きり…子どもの言動は見当もつかず、かなり苦労をしたことは確かだった。
それに、私は、当時、かなりイケイケなファッションをしていたので、いわゆる「公園デビュー」にも失敗。
あれは、思い出したくもないが、休日の昼間、私も娘も家にいたので、「そうだ、公園デビューっていうのをやってみよう」と思い、日差しが強かったので、サングラスをして、まぁ、当時としては、ちょっと世のお母さんにはそぐわない恰好をして近所の公園に行ってみた。
公園には、3組くらいのママと子どもがいて遊んでいたので、私はベンチに座り、娘は子供たちの所に嬉しそうに駆けて行った。仲間に入れてもらえると思ったのだろう。
私もそう思った。
しかし、ママたちが私の格好を見て、子どもたちを呼び寄せ、避難。遠くからこちらを見る始末。仕方がないので「こんにちは」って言ってみたんだけど、軽く無視。
すると、娘がやってきて「ママ、仕方ないよ。帰ろう」と言ってくれた。
もう、笑うしかない状況。
それ以来、公園には行ってないし、娘も普段はどこかで遊んでいたのだろうから心配はしていなかったが、人を恰好で判断する親って「くそだな」と思った件。
ということで、基本的に、私は、「ママ」と呼ばれる人種は苦手だし、娘以外の小さい子どもも嫌いだ。
孫は可愛いってだれが決めた! 猫田 ねこ @nekota-0508
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