いやー今回もたくさん笑いましたよね。
でもね、読みながら思ったんです。
確かに起きたら、人に話したくなるエピソードばかりだけれども、
我々の日常でも起こりうるレベルの話なのではないのかって。
何が言いたいかって、
そんな、ただの、少しだけ面白い日常を、こんなに面白く話せるのは、
この先生の技術なんですよね。
多分、この先生は、繊細で、気にしいな部分が多いのではないだろうか?
だから、いろいろなことに気がつくのだと思います。だから、
こんなに「日常」を、面白おかしく語れるのだと思います。
この人が、噺家だったらいいのになあ……
向いてると思うなあ。
日常を面白おかしく語る。
彼の日常もそうですが、
彼の「話術」に食らってください。
ぜひ、ご一読を。
このエッセイ集は、「笑ってはいけない」という極限状態で起きる出来事を、非常に愛情深く、そして爆笑必至で描き切っています!
「宿泊学習の屋上での『スーン』とした鹿」や、青春の痛みが詰まった「長渕数珠やアクセル・ローズの黒歴史」など……どのエピソードも、読み手の強い共感を呼び覚まします。
特に、日常の描写の端々に見えるご家族との温かいやり取りが印象的です。オラっ娘の次女さんが「なぜかとても親しみやすいキャラクターに似ている」という、あのユーモラスな一言も、ご家族への深い愛情と優しい眼差しを感じさせ、思わず頬が緩みました。
作者様が持つ「どんな瞬間にも面白さを見つけ出す」という哲学が、物語全体にユーモアと温かさとして溢れています。
読むと前向きな気持ちになれる……日常の笑いの教科書のような素晴らしいエッセイ集です。