笑わず、真剣に

愛彩

笑わず、真剣に

とある、映画を一人で

観に行ってきました。


『好きな人には、伝えられる時に

 想いを伝えよう。』

ここに響いた人が多かったようで。


勿論、それは凄く大切な事で。


でも、私は、

『笑わなくっていいんだよ。』と。

そこのシーンが響いて。


自分が大切にしている事だったり、

大切にしてきた事だったり、

苦手な想い出を。

振り絞って、他の誰かに話す時。

相手にとっては、それが大切では

無いかもしれないし、

馬鹿げた事かもしれない。

そう思うと、どうしても

笑って

【自分は、馬鹿ですよね...】

【阿呆ですよね...】

と保険をかけて話してしまう。


傷つかない為に。

これ以上。

今までも悲しんできたのだから。

これ以上、苦しみたく無いのだ。


だからこそ、笑って話してしまう。

馬鹿にして欲しくて。

貴方は、やっぱり阿呆なのね、って。

だって、その方が楽でしょう?


そんな時に、

『無理して笑って話さないで大丈夫。』

と言われたら。


言ってくれる人が、居たならば、

大切にしたいのです。


そして、自分も、そういう所に

気がつける人間でありたいのです。


それでは。

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笑わず、真剣に 愛彩 @omoshiroikao

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