失恋
くろわか
逃避
大昔のお守りを大事に抱える日々、効果なんてとっくに使い果たした。
不幸な日など特にはなかったけど。
その腕で守ってよ神様、腕があるのかは知らないけど、ちょっとだけ姿形見せて。
あなたの欲望のどれかを、結んで畳んだ音がした。
描いて笑って見せてよ虹を混ぜたその瞳で。
焦点のない逆さまの世界どうにか平衡保ってるんだ。
奪って穿って帰り道なくした言の枯れ葉。
美しさなど見る影もなく。
あなたが望んだ末路の中。
輝き溢れてた目の内側。
その口閉めてあげたほうがこの世のため。
みんな忘れますように。
口にせずとも分かり合えますように。
どうか君でありますように、神様見てますように。
八百万の1くらいは、見てくれてますように。
消えて増えての重ね掛けの今を駆けている。
新たに筆を持ち色を付けては混ぜられていく。
僕の考えることは全てありえそうなこと。
一般的すぎて、あこがれも変わらないままで。
そしたらほら。
聞こえるよこの世の叫びが!!
笑って見せてよその歪かかった声で!!!
こんなはずじゃなかった。
もっときれいだった。
声を上げれば喜ばれる。
そんな昔だった。
夏の始まりを、火花で知る。
僕を頼る、夢を見る。
窓の破片で、僕を見る。
君をみる。
はず。
失恋 くろわか @kurowaka
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