絶望するとタイムリープできる力が覚醒したらどうなるのか

るびーちゃん

第1話 絶望、。この先に未来なんて、、、

午前8時

刹那、俺の目の前には心臓を刺された母さんが倒れていた、。

見渡すと、周辺には赤い血が飛び散っており、ふと見ると、自分の手や服にも血がついてることに気づいた、。

…死んだ、。誰がどう見ても、母さんは死んでいることが見てとれる。

それくらいには散々な有様だった、。

…そうだ、。殺した、。紛れもなく、俺がこいつを殺したんだ、。!

…絶望、。俺は今、その2文字で頭の中はいっぱいになっていた、。

この先の未来なんて消え失せた、。そう、思っていた瞬間だった。

「っは!

…ってあれ??ベッドの上、。?」

ふと時計を見てみると、午前7時二十分をさしていた。

「どういう、。こと、。だ、。?

夢だった、。とでもいうのだろうか

にしては、くっきりとした記憶と、感覚が俺の身体には染みついていた、。

…わからない。とりあえず、現場に行ってみよう。考えるのは現状を把握してからだ。と、俺がリビングに向かうと、あまりにも、いつもの声が聞こえてきた、。」

「死ね!死ね!死ね!クソがっ!」

…という、あまりにも聞き馴染みのある声、そして、言葉が耳に入ってきた。そして、その場を離れるや否や、今度はテレビなどを蹴り飛ばす。一応保護してあるため無事だが、いつ壊れてしまうかとヒヤヒヤする。

…勘の鋭い人なら違和感を持っただろう。…そうだ、この光景は、俺にとって日常だ。普通ならおかしいと思うかもしれない。だが違う。この状態はもう、かれこれ七年以上続いている。故に、俺はなにも驚かない。何も、しない。

…いや違うか、何もできない、が正しいだろう。俺はまだ中学生だ。しかも、周りと比べて明らかに力が弱かった。だから、どうしようもできないのだ。

…さて、「考えるだけ時間の無駄だな」と思い、さっさと朝食を済ませる。そこで、「はぁ、。」と息を漏らしながら俺は学校へと足を運んだ。

教室に入り、自分の席に着くや否や、声をかけてきた女の子がいた。

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