お金を遠ざける技術
AKIHIKO
はじめに
はじめに
俺は、お金を遠ざける天才だ
こんにちは。トンテンカンオヤジだ。今日は、俺の自慢をさせてくれ。
俺は、お金を遠ざける天才だ。
冗談じゃない。マジだ。俺ほど、見事に、完璧に、徹底的にお金を遠ざけてきた人間は、そうそういない。
世の中には「お金を引き寄せる方法」とか「金持ちになる方法」とか、そういう本があふれてる。でも、俺が書くのは違う。
「お金を遠ざける技術」だ。
なぜか?俺が、その道のプロだからだ。
俺の輝かしい実績
俺は、昭和43年(1968年)生まれ。今年で57歳だ。そして、俺は57年間、ずっと貧乏だった。
いや、正確に言うと、57年間、ずっとお金を遠ざけ続けてきた。
子供の頃、俺は「お金は汚い」と教えられた。そして、信じた。学生の頃、俺は「お金持ちは悪人だ」と教えられた。そして、信じた。会社員の頃、俺は「お金がない」と言い続けた。そして、本当にお金がなくなった。
会社を辞めてフリーランスになっても、俺は安く仕事を受けた。自分の価値を認められなかった。人に奢ってもらっても、断った。受け取る価値がないと思っていた。そして、口癖は「金欠だ」「お金がない」「貧乏だ」――ずっと、そう言い続けた。
結果、俺は完璧に貧乏だった。
見事だろ?これほど徹底的にお金を遠ざけられる人間は、そうそういない。俺は、お金を遠ざける天才だ。
お金を遠ざける技術は、高度な技術だ
君は、こう思うかもしれない。「ただの貧乏じゃん」って。
違う。これは、高度な技術だ。
お金を遠ざけるには、ただ怠けてればいいわけじゃない。ただ働かなければいいわけじゃない。無意識に、完璧に、徹底的に、お金を拒否する必要がある。
そのためには、深い思い込み、強固な信念、揺るぎない価値観が必要だ。
「お金は汚い」「お金持ちは悪人だ」「お金がない」「お金を使うのはもったいない」「お金をもらうのは申し訳ない」
こういう信念を、心の底から信じる必要がある。そして、それを無意識レベルに刷り込む必要がある。
俺は、それをやった。見事にやった。親から教わり、学校で教わり、社会で強化され、俺は完璧に「お金を遠ざける信念」を身につけた。
これは、高度な技術だ。卓越した技術だ。
君も、お金を遠ざけてないか?
ここで、君に聞きたい。君も、お金を遠ざけてないか?
「俺は違う」って思うかもしれない。「俺は、お金が欲しい」「お金を引き寄せたい」って思ってるかもしれない。でも、よく考えろ。
君の中に、こんな思い込みはないか?
「お金は汚い」「お金持ちは悪人だ」「お金がない」「お金を稼ぐのは大変だ」「お金をもらうのは申し訳ない」
もし、こういう思い込みがあるなら、君も俺と同じだ。君も、お金を遠ざけてる。無意識に、完璧に、徹底的に。
この本の目的
この本は、俺がどうやって57年間お金を遠ざけてきたか、その「技術」を公開する本だ。
なぜ、そんなことをするのか?君に、「お金を遠ざけるのをやめてほしい」からだ。
俺は、57年間お金を遠ざけてきた。クソみたいな人生だった。でも、やっと気づいた。俺が、自分でお金を遠ざけてたんだって。
お金は悪くない。お金は道具だ。俺の思い込みが、お金を遠ざけてた。そして、俺は考え方を変えた。すると、お金が入ってくるようになった。
だから、君にも伝えたい。君も、お金を遠ざけてるかもしれない。
親の口癖、学校の教え、社会の空気――それが、君にお金のブロックを植え付けてるかもしれない。この本を読んで、自分の中にある「お金を遠ざける技術」を見つけてほしい。そして、それをやめてほしい。
俺は天才だが、君は真似するな
俺は、お金を遠ざける天才だ。卓越した技術の持ち主だ。でも、君は真似するな。
君が俺みたいに57年間貧乏になる必要はない。君が俺みたいにクソみたいな人生を送る必要はない。
この本を読んで、「お金を遠ざけるのをやめろ」。そして、自由に生きろ。
じゃあ、始めよう。俺の恥ずかしい、57年間の「お金を遠ざける技術」の全貌を、君に見せてやる。
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