第九章
身体が火照っている。
アリスはシャワーを浴びながら自身の欲情を洗い流すように浴びていた。それでも、おさまらない想いにシャワーを浴びながら自分を慰めていく。悠の裸を想像しながら慰めていく。それでも、おさまらない想いに身体だけが火照ってく。
「アリス大丈夫?」
「ひぁ!?」
思わずびっくりした。浴室の外に悠がいる。
「うん、大丈夫」
「そう」
少し間があった。
「ねぇ、アリスは好きな人いる?」
「え」
「好きな人、僕はいるけどアリスもいるのかな」
悠は探りを入れているんだなと思った。これに乗るべきなのか乗らずにいるべきなのか分からなくなった。
「いるよ」
「だれ?」
「言わない」
「なんで」
そう言いながらシャワールームに悠が入ってきた。
思わず身体を隠す。でも、悠はアリスの身体を見て攻めるように、いたずらするように近づきアリスにキスをする。シャワーに濡らされながらアリスはベロを入れてキスをする。顔に手を添えてエロく顔を傾ける悠にアリスの腰は砕けていた。それを悠は支えながらゆっくりと床に下ろす。
「僕の彼氏は変態なんだ」
そう言いながら悠はアリスのアソコを舐める。
「待って! まだ汚いから!」
そう叫んだけれど悠は構わず舐めている。
「大丈夫だよ奇麗だよ」
そう言いながらアリスのアレを舐める。
奇麗な顔で普段誰にも見せない場所を舌で舐められる。
ぬるぬるとした感触がデリケートな場所に感じる。それなのに気持ち良くてイキそうなのにイキ方が分からない。アリスはそう言う知識がなかった。
「アリス、心を解放してイクときは身体に任せるの。気持ちいいを任せたら、もっと気持ち良くなるから」
「よく分からないよ、汚いから離そう?」
「汚くないよ。普段オナニーの仕方も知らないでしょ? なんか匂いもしなくて男のくせにエロがんなくて、昔の自分見ている気分。アリス、僕の彼氏は僕を女にした張本人なんだよ。男のイキ方を教えて、男とのセックスを教えた悪い人」
そう言いながら悠は喉奥にアリスのアソコを入れる。
狭いのに気持ちいいぬるぬるとした感覚がして、アリスは鳥肌が立つ気持ち良さで脳イキしそうになった。いつの間にか浴室の床に寝ていたアリスになおも悠はフェラをしている。そう言う言葉は知っているけど、アリスは男にしてはオナニーの仕方を知らずに育った。悠同様にネットではミックス曲を聴いていた。テクノロックみたいなクラブ曲が好きなアリスは性表現の言葉は多少なら曲に流れるし、そういうものだと思っていたけど、実際の性知識はなくて、なんならそこら辺の高校生より知識はなかった。だからXよりもマッチングアプリなんかよりも、Tiktokのリンクから裏垢やX関連からエロ作品サークル宣伝アカウントからのセックスアカウントがエロのトレンドだって知らなかった。表のSNSなんてただの入り口で、規制があるからみんな裏に潜ってエロがるけど、悠やアリスはそういう世界よりも求めているのは愛だった。
悠の愛は叶が満たしてくれるからそのアカウントを作ることはなかった。
アリスはそういう知識がなく、男の娘という界隈すら知らない純粋な子だった。純粋に今まで育った。アリスも幼い頃から女装をしていた女の子になりたい男の子だった。だからかもしれないけど性欲が少ない。
「アリス、これはね好きな人には普通にする事なんだよ」
「そうなの?」
「うん」
そう言いながらフェラを続けると段々と射精しそうな気配を感じた。
アソコがぴくぴくしているのがわかる。やがて悠の口の中に苦くしょっぱい精液が発射された。顔を真っ赤にしたアリスの腰が揺れながらイク姿が可愛くてずっとフェラしちゃう。
「悠、もうやめて止まらなくなる」
「ぷふぁ、いいよ、もっと口に出して」
そう言いながらフェラを続ける。もっとアリスのエロい可愛い姿が見たい。
アリスの腰が上がっていく。悠の手は自然とアリスのおしりに手が回る。少し強引に揉んでいく。それが恥ずかしィのかアリスの顔はもっと赤くなる。
もっともっと見たい。
人の欲は果てしなく、フェラもどんどん激しくなる。
「悠、イキそう………」
「ふぃいいよ(いいよ)」
フェラしているから話せないけど頷いた。それに、安心したのか思いっきり口に射精した。射精しながら「あっ、あっ……」とイキ声が短くする。
口に発射された精液を悠は飲む。「おいしかった」と言うとアリスは恥ずかしそうに顔を隠した。
「恥ずかしがらないで、これはとっても良いことなんだから」
そう言いながらアリスにキスする。
「悠、不倫になっちゃうよ」
「じゃあ、これっきり」
そう言うとアリスは名頃しそうな顔をした。そして恥ずかしそうに「たっ、たまにはして欲しい………」と言った。そのウブな姿が可愛くてキスした。キスしながらアリスのアソコを揉む。また少し勃っていた。それが嬉しくって悠は微笑む。
「もう少しエッチする?」
そう言うとアリスは頷く。
「ベッド行こうか」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます