10. 戦い
まずは冒険者ギルドに行こう!討伐クエストとかないかな。
「すいません。クエストを受けたいんですけど。」
新しく買ったポーチの中からギルドカードを取ってっと。
「Fランクの方ですね。どのようなクエストを受けられますか?」
「討伐系のクエストはありませんか?」
「討伐系のクエストですか...Fランクの方が受けられるのは....これですね。」
「ホーンラビットの討伐ですか。」
「はい。ホーンラビットは素早くて、角が尖っているので攻撃力が高いです。ですが、ホーンラビットは基本、攻撃のときは直線的な動きなので防ぎやすいですよ。盾は持っていたほうがいいかもしれません。」
「なるほど。じゃあこれやります!」
「わかりました。それでは受理します。ホーンラビットを十匹狩っておいてください。それではお気をつけて」
「はい!頑張ってきます!」
初めての討伐クエスト来たー!しかもホーンラビットって異世界モノの定番じゃないか!サイコー!
盾は防御結界の指輪あるしいらないか。いざホーンラビット討伐へ!
あ、ホーンラビットいる場所知らねえ。ケインさんに聞こう。
また門のところにいるかな〜?
あ、いる。
「おーい!ケインさーん!」
「おお、ソーマ。今日はどうしたんだ?また薬草採取か?」
「いえ、今日はFランクに上がったので討伐クエストをしに来ました!」
「そうか!もうランクアップか!はやいなー!Fランクの討伐クエストっていったらホーンラビットか?」
「そうです!今から討伐に行くんですけど、いい狩り場知りませんか?」
「ホーンラビットの狩り場か〜。地図持ってるか?」
「はい。これどうぞ。」
「ここらへんだ。少し距離があるがまあまあいっぱいいるぞ。」
「ここですね!早速行ってきます!」
「おう。また忘れんなよー。」
「だからもう忘れたりしませんって!」
いい加減しつこいな。もうわすれないよ!
さっ!気を取り直して〜...しゅっぱーつ!
道中に薬草あるだろうしあったら取っておくか。
<大体20分後>
よし、ケインさんが言ってたのはここかな?
あ!ホーンラビットいる!第一村人ならぬ第一ホーンラビットだ!ってまわりにいっぱいいるじゃん!一旦モノクルで見てみよう
名称:ホーンラビット
解説:角が生えているうさぎ。角は薬の材料になり、肉はそれなりに美味しい。
なるほど。狩ったら死体回収しなきゃな
さっそく、この弓を使うか!いやーついに使うときが来ましたね。
まず生成の矢筒に、増殖鏃と、そこら辺の木の棒をたくさんいれて....できた!
テッテレー矢ー!...はい。よし、一射必中だし1回打ってみるか!
...ぐぬぬ...結構弦が硬いな...よし、引けた。これで少しためて...うつ!
あ!ぜんぜん違う方向行った!
ブスッ!
え?ホーンラビットがいる方向とぜんぜん違うところに打ったのにUターンして戻ってきてヘッドショットした!すげー!つえー!もう一匹やったぞー!!
あ、とりあえず死体は全部収納しておこう。
この調子でどんどん狩るぞ!
<1時間後>
....たくさん狩ってしまった...。合わせて38匹。多いな。つい楽しくて熱中してしまった(二回目)。まあいっか。
もう周りに何もいなくなっちゃったよ....周りには木!草!草!しかないな。............
ハッ!こ、この流れは...。も、もっかい確認しよう...。木!草!ブラックホール!
........ですよね〜。やっぱこの流れはブラックホール来ちゃうよね〜。とりあえず入ってみるか。
ここは...?こりゃまたでっけーいせきだなー。ていうか城か?とにかくめちゃくちゃでけえよ。扉はーっと。ここかー。扉もでけーな。開けられるか?
ふん!...ぐぬぬう...!ぷはぁ!むりだ!あけられん!どうしよ。
ん?なんか指輪が光ったぞ?....ああ!そういうことか!
「こい!ミノタウロス!」
「ブモォォォォォォォォォォ!!!」
「おおー。今日も元気いいな!」
「ブルルルッ!」
「この扉開けれるか?」
「ブモォ!」
ドン!.......ギギギギ......ガチャン!
「おお!開いた!よくやったな!ミノタウロス!」
「ブルルッ!」
「よーし、早速中に入るぞー!」
うわー!ほんとに城だー!入った瞬間から大豪邸だー!こんな広いの見たことねー!
「なあ!ミノタウロス!正面の道と右の道と左の道、どっちがいい?」
「ブモッ?ブルル....ブモ!」
「お!左を指さしてるってことは左に行きたいのか!了解!じゃあそっちに行こう!」
「ブモォ!」
さーて、左の道には何があるのかなー?
...お、扉がある。入ってみよ。
ここは....兵士の訓練所的なところなのかな?くちてる藁人形とか、矢の的とか、あ!剣もおちてる!しかも錆びてないぞ!調べてみよう。
名称:不壊の
解説:決して壊れることのない剣。錆びたり、刃毀れしたりもしない。切れ味は一定。持ち主の精神力にも依存はしない。永続。
おお〜!なんか強そうな剣が出てきた!しっかし壊れないなんていいな〜!金が格段にかからなくなるぞ!お、しかも何本もある。5本くらいかな?とりあえず収納しておこう。
お!鎧もある!着るの憧れるな〜!でも冒険だったら身重だし、軽めのないかな〜?
あ、皮の胸当てあるじゃん。なんだろ。
名称:龍の胸当て
解説:ドラゴンの皮でできた胸当て。鱗もついているためとても硬い。ほぼ不壊といっていい。
うえー!めっちゃ強いやん!ていうかここにあるってことは末端の兵士にこの剣とか胸当てとか配られてたのかな?だったら古代文明の人はみんな超強かったんだな!すげー!
はい、感想はここまでにして、もう他にはなにもないみたいだから次の部屋に行こう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんにちは、藍玉です。
今回もブラックホールが来ましたね。また遺跡探索編になりそうです。
とうとうこの作品も10話までいきました。自分でもここまで続けられたの二びっくりしています。引き続き頑張ります!
これまでどおり誤字脱字、アドバイス、応援コメントとかがあったらどんどんいってください!それでは混て次回でお会いしましょう!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます