第3話

【い、いや!なんで俺のこと知ってるの!親のことも、い、いじめのことも、まさか、ストーカー?】

蒼夜は怖がったように水樹に問いかけた。

《違うよ。えっと、どこから説明したらいいのかな…まぁ俺は創造神でこの世界を作った神!水樹って呼んで。君、蒼夜は生まれた時からお気に入りで、絶対に蒼夜だけは悪いやつから守ろうと思ってるんだ。》

【あ、そうだったんですね。ごめんなさい疑っちゃって。】

水樹は悪い顔をしながら言った。

《蒼夜、ちょーっとそこでまってて。すぐ終わるから、》

【ん?は〜i、いや…ちょっと待ってください。水樹サマ、貴方今から俺をいじめてた人殺すつもりですよね?】

《え”っ!?いや〜?ソンナコトナイヨ》

水樹は動揺し、それに反応した蒼夜は圧をかけていった。

【せめて話し合いで解決してください】

《チッは〜い》

【舌打ちをしないでください。そもそも、カミサマなんでしょ?俺みたいなやつに力を使わず、もっと可愛い子とかカッコいい子とかに使ってくださいよ】

蒼夜はそう言ったとき

《そんなことない!だって、俺の蒼夜は容姿端麗で性格よくて、文武両道のカッコいい人だから!蒼夜はもっと自分に自信持て!》

【は、はい…で、でも】

《でもは無し!蒼夜は完璧!もうすでに頑張ってんだから、今は休め!カミサマ命令だ!》

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