【女神《ルラ》の翼】設定用語集 |明日なき翼にささぐ詩Ver.

【アルバ王国|あるばおうこく】

 エウロペア大陸にある、王家が統べる国。

 ルラヴィア公国とは歴史的なつながりが深く、言語も同じ。

 若かりし頃、ルラヴィア大公はアルバ王国に留学しており、アルバ王との親交も篤い。


【ルラの牙|るらのきば】

 ルラヴィア空軍第三師団所属の教導隊。

 空軍の中でも特に秀でた飛空士が集められ、ルラヴィア空軍最強部隊との評価もある。

 隊長以下5名で構成され、通常は4機編成、1機は予備機である。

 女神ルラから、その名を取っている。

 

【空力|くうりょく】

 人が誰でも持っている、物を空中に浮かすことができる力。

 生まれつき持っている空力の量は、人によって異なる。

 物質によって浮かびやすい、浮かびにくいの差があり、有機物はほとんど浮くことがない。


【飛空機|ひくうき】

 空力を使って飛ばす機体のこと。

 主に軍用の単座2翼機(ひとりのりで、左右2枚の翼がある機体)を指す。


【フォロ|ふぉろ】

 飛空機の駐機や、離着陸に使われる平らな場所。

 飛空機は、滑走路を必要としないので、駐機スペースからそのまま飛び立つことができる。

 古代都市にあった広場が「フォロ」と呼ばれていたことから、この名がついた。


【飛空艇|ひくうてい】

 空力を使って飛ばす機体のこと。

 主に民間用の、複座複翼機を指す。2座4翼機、6座6翼機など、様々な形式が存在する。


【導輪|どうりん】

 空力を機体に伝えるために、操縦席の左右に備えられている金属性の輪っかのようなもの。導管を通じて翼につながっていて、飛空士が導輪を通じて流した空力が翼に伝わって機体が浮上する仕組みになっている。

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明日なき翼に捧ぐ詩(うた)【女神《ルラ》戦記・前日譚第3弾】~氷のように美しく冷淡と評された教導隊隊長が、ひとりの女性として泣き崩れた日 マツモトコウスケ @MatsumotoKosuke

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