神に願い悪魔が応えた

神様あの人を助けてと祈った夜、甘い声がささやいた。

「助けてやろう。ただし代償は払ってもらう」

翌朝、あの人は笑っていた。

鏡の中の私は、もうあの人が誰なのか思い出せはしなかった。

大切にしたい程の記憶だったのに…

神に祈った願いは悪魔に届いた。

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