Aiの旅

@ghostcat

救済の町 2

 目の前で人が笑顔で頭を切り落とし、代わりと言わんばかりの勢いで赤い花を作ってる光景を、一人の少女が一人ニコニコで見ていた

 

「どうです?皆さん幸せそうでしょう? あなたも是非救済されてみませんか?」


 少女が少し悩んだ後、


「でも私は今のままでも救済されているから大丈夫」


「そもそも、こいつにはその救済は意味がないしな」


「そうですか、残念です」 


 神父の男が頭を学理と落としている横で、少女が興味津々にまだ続く救済の波を見続けていた


「みんな 幸せは人それぞれだよね」


しばらくは、見続けた

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