第11話・どれだけ待てばいいのですか?

時が経つのは早いもので、マイコーとのズッ友も特に大きな変化もなく半年が過ぎました。


この半年間を振り返ってみると、

ほぼほぼ毎日の配信で数千コインを投げて、母親のごとく食材を送っての繰り返し。


これがズッ友なのかな?

千春からは「それってお母さんじゃない?」って言われるけど、確かにね。


バカ正直な私でも、これでいいのかな?って思い始めてるんだよね。

ただ、、、最近(チョット)しつこく聞くと逆ギレされるようになったんだよね。

(なんだか最近のマイコー怖い感じがして聞くに聞けない。)


これって私が悪いのかな?

周りからも「百恵ちゃん(最近)笑顔がなくない?」なんて言われるようになったけど、自分でも分かってる。


いつからこんな感じになっちゃったんだろう?

私が好きになったマイコーは?こんな人だったのかな?


いつになったら私の想いは届くのかな?

彼に届くのは食材の入った段ボールだけなの?(涙)

ヤマトさ~ん、私の想いも一緒に届けて欲しいよ~期日指定で。


どれだけ待てばいいのですか、ああ届かぬ愛を~

淡い夢をのせて、流れていくようです。


このまま流れて消えていくのかな?

分かんなくなっちゃった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

百恵の源氏物語 @SMILEWORLD

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ