第5話北帰行も珍道中?

『ツバオ一家、シドニーからの大迷走北上旅!〜子どもたちの大ブーイングと1ヶ月の大遅延〜』




シドニー空港ロビー


ヒナたち(全員ほっぺ膨らませて大ブーイング)


「えぇぇ〜!!なんで今度は北上やねん!?意味わからん!もう飛行機で福岡行こーよ〜!!」




ツバオ(苦笑いしながら)


「う〜ん、まあな…でも南行きすぎて寒すぎたし、北上しながら暖かいとこ目指す算段やねん…」




ツバミ(ピシッと羽を伸ばし)


「そんなんでツバメの誇り守れると思うなや!自然のルートに逆らわんと!!」




大迷走開始!


飛行機を使ったり、途中で寄り道しまくり…




おまけにトラブル続出、遅延でいつもより1ヶ月多くかかる羽目に!




小倉家の軒先に戻る日


ツバオ一家(ヘロヘロ、羽はバサバサ)




優馬(ツバメを見上げて)


「よっしゃ…おかえり……って、めっちゃ疲れてるやん…大丈夫か?」




ツバオ(苦笑いで)


「いや〜、長かったなあ。飛びっぱなしで体ガタガタやわ…」




ツバミ(ため息混じりに)


「今度こそ、ちゃんとしたルート守るんやで。」




ヒナたち(げっそりしながら)


「やっぱりパパの計画、ムチャクチャやったな…」


「次は普通に南に飛ぼうよ……」




ツバオ(ふと空を見上げて)


「ま、これも“家族の旅”やん?どんな道でも一緒なら楽しいもんやで……(ボロボロの羽を広げて)」




小倉家のみんな、ツバメ一家の無事帰還を喜びつつも、


「次はちゃんと早く帰ってきてね〜!」と軽くツッコミ。




ネコズ(そっと見守る)


ミケ子「また家が騒がしくなるにゃ〜」


クール「今回はどんな迷惑かけるのか楽しみだニャ…」




今日の名言


「旅は道連れ、羽も連れ。どんな遠回りでも、帰る場所があれば幸せや!」 — ツバオ




『秋の南下?いや、ツバオの甲子園寄り道劇場!日本シリーズ上空観戦で大遅延!』


秋風が吹く小倉家の軒先


ツバオ(目を輝かせて)


「さぁ!今度こそまっすぐ南下や!と思ったけど……


甲子園で日本シリーズやっとるやん!せっかくやから、ちょっと見ていこか!!」




ツバミ(ツッコミ全開)


「あんた、また勝手な寄り道すんなや!!ツバメの誇りどこ行ったんや!!」




ツバオ、甲子園球場上空旋回中


甲子園の熱気が伝わってくる!




虎の応援歌が聞こえる気がする!




一塁側、三塁側両方を上空からぐるぐる見物!




ヒナたち(プンスカ)


「南に向かうんちゃうんかーい!!」


「今年も大幅遅刻やん!」




ツバオ(ニヤリ)


「応援は渡りの一部や!ええやろ!!」




ツバミ(溜息)


「ほんまに……甲子園が好きすぎるやろ……」




結果


小倉家の軒先への帰還はまたもや大幅遅れ。




ネコズ(のんびりミケ子)


「ツバオさん、甲子園の空気で羽根が虎柄になってそうにゃ…」


「クール君、これが本当の“虎の巻”ニャ。」




今日の名言


「南下は旅の目的、甲子園は心の故郷。どっちも外せんのや!」 — ツバオ






『本気の南下!インドネシアへ!ツバミと子供たちの苦労物語』


小倉家の軒先、出発の日


ツバオ(勇ましく)


「よっしゃ!今度こそ迷わずインドネシアや!スマホのナビもバッチリや!」




ツバミ(ため息混じり)


「ほんまかいな…この一家、毎度毎度何か起こるんやから…」




ヒナたち(疲れ気味)


「またパパの迷走旅行にならんよね…?」


「今年は無事に南国でスイカ割りしたい…」




飛行開始!


ツバオ、GPSナビでルート確認しつつも、時折寄り道&トラブル連発。




ツバミ、何度も「ちゃんと行きなさい!」と指示飛ばし。




ヒナたち、疲れながらも母のサポートに励む。




途中、突然のスコールに遭遇


ツバオ


「おっと!一気に雨やんけ〜!」


(翼をバタバタさせながら慌てる)




ツバミ


「ちゃんと避けんかい!もう!」




ヒナたち(お互いを励まし合いながら)


「みんなで頑張ろうな!」


「早くあったかいところ行こう!」




インドネシア到着!


ツバオ(疲労感全開)


「はあ…やっと来たわ…」




ツバミ(さすがにホッとした顔で)


「もう勘弁してほしいわ…ほんまに!」




ヒナたち(現地のトロピカルな空気にテンションUP)


「わー!これが南国かあ!」


「早くマンゴー食べたい〜!」






ツバオ、みんなに向かって


「みんな、よくついてきてくれたな。


これからはゆっくり羽休めできるで!」




ネコズ(遠くから見守りつつ)


ミケ子「やっと落ち着いたみたいね〜」


クール「でもまた何か起こる気がするニャ…」




今日の名言


「旅は道中の苦労もまた宝。南の空で一緒に羽ばたこうや!」 — ツバオ










ツバオ、スマホ水没で一大事!ツバミさんの怒り炸裂必至!




『スマホ水没事件!ツバオ、ツバミに怒られるの巻』


インドネシアの南国の川辺


ツバオ(スマホを手に持ちつつ)


「あれ?スマホが……あれ?動かんやん!水に落としたかも…」




ツバミ(鬼の形相で)


「あんた、どんだけ高かった思っとんねん!


それ、水没させるとかありえへんやろ!!」




ヒナたち(顔を見合わせて)


「パパ、またやっちゃったの……?」




ツバオ(焦りつつ)


「ご、ごめん……川で休憩してたら、手滑らせて…」




ツバミ(激怒から怒り爆発へ)


「ほんま、いつもいつも…この一家、トラブル続きやんか!


これじゃスマホ新調せなあかんやん!経済的にも痛いわ!」




ヒナたち(苦笑いで)


「でも、パパらしいと言えばらしいけど……」




ツバオ(しょんぼり)


「もう、気をつける…次は絶対大事に扱うわ……」




ネコズ(遠くから見て)


ミケ子「まったく、あのツバメは毎回何かやらかすわね〜」


クール「まあ、そこがツバオの魅力でもあるニャ…」




今日の名言


「ミスしても、家族の絆でカバーや!スマホは直せるけど、仲間は直せへんで!」 — ツバオ






『ありがとうツバミさん〜ツバオ一家を支える影の大黒柱〜』


今日も南国の空の下


スマホ水没




渡りの方向ミス




甲子園で寄り道




ついでに飛行機でラクしようとして




メタボで途中バテて




ヒナたちをブーイングの嵐に晒しても…




すべてを受け止めてくれるのが、ツバミさん。


いつも冷静、でもツバオがやらかすとズバッと一言。




ツバミさんの本音(ある日のつぶやき)


「まったくもう…あいつがいなけりゃ、もっとスムーズに飛べたわよ……


……でも、ま、退屈はせんわね……(ちょっと微笑む)」




ヒナたち(尊敬のまなざし)


「ママ、ほんとすごいよね……」


「パパの管理、マジで国家資格レベル」




ネコズも思わず


ミケ子「わたしも、将来はツバミ姐さんみたいな“肝の座ったメス”になりたいニャ…」


クール「ぼくも正座して見習うニャ…」




ツバオ(遠くから)


「……ほんま、うちのカミさんが一番飛び方うまいんや……」




今日の名言


「旅を導くのはナビより、愛と根性と、ツバミのツッコミや!」 — 南の風に乗る誰か




ということで――


**ツバオがやらかすたびに強くなるツバミさん、やっぱり尊敬!**




ツバミさん、ほんっっっとうにお疲れさまです!


これからも一家の“渡り”と“笑い”をどうかよろしくお願いします












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