引越し作業1

ピンボーン。


「はーい」


諸々部屋の説明とか済ませたのを見計らっていたのかは分からないが、玄関のチャイムがなった。


んで、メイちゃんは何平然と玄関に向かってんのかな??

慌てて俺もついて行くと、大きい箱を持ったお兄さん達が2人いた。


「こんちわー、こちらに住んでる方で?」


「あー、はい。そうですけど」


「こちらふたつが荷物となってますんで、受け取りのサインをここに」


「なんだこれ?」


サインをすると2人は荷物を置いて帰っていった。


「私たちの荷物ですね」


「……まって、来るの早くない?」


一昨日の今日だよね?


「長崎に住んでいることはわかったので、一昨日の段階で荷物をまとめて、昨日の朝に長崎に来る前に長崎まで送って、長崎の営業所からこちらに届けたんです♡」


「いえい」


怖いって。

準備万端すぎるって。


「着替えと機材くらいだから、荷物は……これぐらい」


「他に要らんの?」


「足りなくなったら買えばいいんです」


「金持ちの発想やべぇな!!!」


お金持ちって皆こうなんだろうな(偏見)!


「ライさんのお家で生配信♡」


「レイの家で仕事……捗る……」


2人とも妙に嬉しそうだ。

ま、まぁ1週間耐えれば良いんだから、我慢するか。


それにしても配信するのか……空き部屋でしてもらうか。


「配信するならそこを使って。ただ掃除とかやってないから、今からやるよ」


「あ、お構いなく。私が使わせて頂くお部屋なので、私一人でやります」


そう言うと、お兄さん達が持ってきていた荷物のうち、機材の入っている荷物を空き部屋に持っていき、扉を閉めた。


「りさは準備とかないの?」


「ない。機材は液タブとPCだけど、タブレットだけで仕事はできる」


「そっすか……」


「メイもいなくなった。やろう」


「な、何を」


「私とレイがやることはひとつ」


や、ヤること……。


「ゲーム」


「よし、やるか(白目)」


くそっ、メイちゃんの頭ピンクに考えが汚染されて、思わずそっちで考えてた。


「そっちでも……良い、けど」


「やめてやめて、恥ずかしがらないでいいし、脱ごうとすな!!ほら!!メイちゃんがこの世の者とは思えない目つきしてるからやめろぉおお」


メイちゃんはそれはもう恐ろしい形相でいつの間にか見てきてるからやめて。

あとりさも、恥ずかしがって顔を赤らめるくらいならやるな。


「荒〇やるか」


「うん」


早速ゲームを起動させた。




【あとがき】

ギフトを頂きました。

nextkenさん、krosaidさん、ありがとうございます。

また、星評価も4000突破してます。ありがとうございます。

実験で章を作成中


あのね、書籍化出来ない理由として、

実際に特定できる商品やゲームを多々使用。

既存の特定できるようなVTuberも登場。

やっていいか分からないネタが多すぎる。


以上。それでも書籍化の打診来ると思う?

僕は無理だと思う。マジで。

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