第10話 個性派だらけのクラス、スキルまで個性的でした

ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!(クラス皆の悲鳴)

ジャリ...(空から着地したリングイッチ達)


(リングイッチ)

ほっほっほ...少々やりすぎたかのぉ


(真っ青な顔してるクラスメイト達)


(空鳥そらとり)

あはははは!!

すごい!すごいよ!

僕は初めて空を飛んで鳥達と一緒に羽ばたいたんだ!!

すっごいな〜また飛びたいなぁ〜.......

【スキル】!!腕を羽に変化!!


(それを言った瞬間空鳥の姿が変わり腕が鳥の羽の様に変化した)


(リングイッチ)

な、なにぃ!!(大興奮)

なんじゃこのスキルは!!

人間が生き物の姿に変身できるなど聞いたことがない!!

そもそもスキルと言うのはわしの場合は魔法、アリドガシは剣や暗殺術など

個人の才能や努力によって得られるもの...だがしかし!!

人間を人に変えるなど努力や才能では説明できない事!!

すごい!すごすぎるぞ!!


(ギャル子)

うへぇ...人間に鳥の腕って...

ちょっと気持ち悪いかも...


(真面目田まじめだ)

すみませんリングイッチさん...

ステータスを開けば色々出てくると思うのですがこれらの説明をしてもらってもよろしいでしょうか?


(リングイッチ)

おお...そうじゃった

ワシとしたことが興奮しすぎたわい...

では皆ステータスと言ってみてくれ


(クラスメイト達全員)


ウィン...(半透明な板みたいなものが現れる)


(リングイッチ)

ではまず...このステータスじゃが

この世界の者達...いや、なら全員使える

魔法なんじゃ。

このステータスは他の者からは絶対見れないようになっておる。

じゃが、自分から見せようと思えば見せれるぞい、あくまで勝手に見ることが出来ないだけじゃから自分からの意思なら見せることが出来る。

そしてこのステータスはあまりよくわかっておらん。


(クラスメイト達)

え?


(リングイッチ)

なんといったらいいかのぉ...

お主達は息をする時それを疑問に思うか?

何か物を投げた時なぜ下に落ちるか考えたことは?

なぜわしらは水の中では呼吸できないのか...

確かにこれらには説明がある。

だがこれは別に当たり前の事。

生まれたらときからそうだったからそれが当たり前になっている。


(虫鏡むしかがみ)

そうか...よく分かっていないと...

わしはてっきりこれは自分の個人情報だと思っていたがそうでも無さそうだな...


(リングイッチ)

ほう?個人情報とな?


(虫鏡むしかがみ)

わしらの世界では当然魔法などもないしステータスもない...

自分の名前や性別、そしてジョブ(職業)にスキル...そして他人には見えない。

この情報は他の人に知られてはいけない事だから個人情報のような物と思っていたが...

そもそしジョブ(職業)やスキルまでわかるのは意味がわからん...

ジョブ(職業)も場所によってかわるし...何よりスキル...わしの場所は前の世界の得意な事や

やっていたことが書いてあるのだがこれが可視化されるのはわしらの世界基準だと

ものすごい事じゃ...


(リングイッチ)

ふむ...面白い

まさに魔法がない世界から来た者の意見だな。

わしらにとってはスキルなどが見れて才能の有無などを確認出来たが

そちらの世界ではそれがない...

確かにそちらの世界基準だとこれはものすごい物に見えるな...

実に面白い意見じゃ...


(真面目田まじめだ)

まぁステータスの事はよく分かりませんが前の世界には無かった

便利な機能?があるなら使った方がいいですね!!

リングイッチさん次はジョブ(職業)の説明をお願い出来ますか


(リングイッチ)

うむ、ジョブ(職業)とはスキルが一定に達した時手に入れられる物じゃ。

このジョブ(職業)を説明するにはまず先にスキルの説明をしなければならん。

皆各々スキルがあると思うがスキルの横にLv(レベル)が書いてないか?


(真面目田まじめだ)

書いてありますね...


(リングイッチ)

そのスキルが一定の数字を超えた時ジョブ(職業)にそれが表示される。

わしの場合魔法の他に錬金術師と言うジョブ(職業)があるんじゃが

これはスキル錬金術がLv4になった時現れたのじゃ。

これはほんの例えばじゃ、これが剣士の場合や魔法使いなどは

また別のスキルを上げなければならん。

そしてこのスキルのLv(レベル)じゃが基本的には1から10まである。

そうじゃなこれを料理に例えよう。

Lv1はほんとに覚えたての初心者。

Lv2はそれを初めて2週間と言ったところかの...

Lv3ぐらいになれば少し慣れてきてある程度の物が作れるようになった。

Lv4になれば普通にご飯を作れる

Lv5になればかなり喜ばれる料理を作れるようになるぐらい。

とまぁそんな感じじゃ。

基本的にはLvがあがれば料理の場合は美味しくなり

剣士の場合は剣が上手く扱えるとかそんな感じじゃのぉ

じゃがこれはある程度努力でもいけるが

才能がある人と無い人を比べた場合は全く違う

わしのように魔法に才能があっても剣の才能がなければ

剣術Lv1を覚えるのは同じでも

才能がある者は1週間でLv2になり

2ヶ月後にはLv3になるじゃろう...だがわしは奴がLv3になる頃にLv2になるじゃろう。

そんな感じで努力すればもちろんLvもあがるが

才能がある無しでスキルのLvが上がるのは個人差による

それにわしは幾ら努力しようとLv8やLv9などの国の騎士団長クラスの剣には

到底届かないじゃろ。

とまぁ長々とスキルの説明をしたが

このスキルが一定まであがればジョブ(職業)がステータスに現れるのじゃ。

そしてこのジョブ(職業)は何種類でも獲得できる。

わしも魔法使いや錬金術師など他のを獲得してるしな。

そんな感じでステータスの説明は終わりじゃ

何か聞きたいことはあるか?


(真面目田まじめだ)

説明ありがとうございますリングイッチさん。

僕は大丈夫だけどみんなは平気かな?


(ギャル子)

説明長くて頭パンクしそー


(けんじ)

よく分からないけどよく分からなかった!!


(早一はやい)

クックック...w

完全にwゲームの世界w

だがwきつそうw


(虫鏡むしかがみ)

まぁこの辺は聞くより実践してみて覚える方がいいじゃろうな...


(リングイッチ)

そうじゃな...

では!!これより皆のスキルを確認する!!

皆のスキル...楽しみじゃ(不敵な笑み)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る