戦争だ! 非常状態だ! 再び韓国脳警察・軍人の時代がやってくる!V.3.1 

@MasatoHiraguri

第1話 第0話 異邦人支配が代わらない限り日本は変わらない

AAA. 中国の懸念をよそに日本国は反省も学びもしない


  第1話「隣人からの警告、もしくは兄からの忠告」で引用させて戴いた記事では、彼ら中国人が(憤懣やるかたない心を抑え)理路整然・誠心誠意、日本人に対して「過去の過ちを反省し・歴史から学ぶべし」と、警鐘を鳴らしてくれています。

しかし、残念ながら日本も日本人も決して変わることはないでしょう。


  「日本の侵略戦争という事実を薄めるかのような国立公文書館の展示姿勢」には、明らかに「印象操作」が感じられます。早い話が、政府による(日本国民に対する)詐欺行為が、国立博物館のようなところで公然と行われている。この事実が、(反省も学びも拒否するという)日本政府の意志を証明しているといえるでしょう。

  ※ 詐欺とは(他人をだまして錯誤におとしいれ、財物などをだましとったり、瑕疵(かし)ある意思表示をさせたりすること。


  もちろん個人・人間として「してはいけないこと」という倫理観やモラルはあるにしても、国家や軍隊・警察という組織に組み込まれれば、職場放棄や職務命令(上司が部下の公務員の職務を指揮するために発する命令。受命者は一般にこれを拒むことができない)を拒否できない。

  職業軍人や警察官に洗脳・扇動されてその手先となり、自警団のような民間人組織で蛮行を働く(e.g. 関東大震災での朝鮮人虐殺)。


  (外国人に支配された)政府・軍隊・警察といった社会装置が変わらなければ、在来種純粋日本人(縄文人)という、(中国人とちがい)「我の強くない・自己の権利や意思を主張することができない」人間は、権力者の言いなりになるしかないのです。

  (つまり、私たち在来種純粋日本人は、聖書のような根本原理の描かれた書をよく読むか、中国人のような我の強い人間わがままという意味ではないと付き合い、自分の中の我・心の核というものを掘り下げるべきである、と私平栗雅人は思います。)


BBB. 在来種純粋日本人は自分で学ぶ


  となれば、私たち在来種純粋日本人(縄文人)はこれから先、再び外来種偽日本人によって現出される「日本国の狂気」に、それぞれの立場で対応するしかない。先の大戦時に於ける「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という態度ではなく、一人一人が日本人としての心の核(芯)を意識して、腹をくくって自分の生き方を選択する、という。


  私としては、政府や警察・軍人に脅され、国家に利用されて人殺しをするよりも、自分の意志で(国家反逆罪によって)死刑になった方が「自分の歴史を作り出す」ことになり、正しくあの世に行けると思っています。

  「(いい加減な)法律に背くのは怖くない。しかし、神様(真実)だけには背きたくない。」とは、ある任侠極道の言葉らしいですが、老い先短いジジイにとっては、ものカネではない、前科がつこうがつくまいが、これは人間としての魂の問題なのです。

  「自転車の一時停止違反は罰金」なんていう意地汚い警察商法には、こちらの魂まで汚れるので関わりたくない、という気持ちと同じです。


  私と違い、未来がある若い方には、故モハメド・アリという、そこらの首相や大統領よりもずっと偉い人が、アメリカによるベトナム戦争介入に対し、アメリカ国民として徴兵拒否をした時の言葉が意味を持つでしょう。

  「おれは顔の黄色いベトナム人になんの恨みもない。おれたち黒人にとって重要な問題は、(外国と戦争することではなく、アメリカ国内における)白人による人種差別だ」と。

  現在の日本にとっても、差し迫った重大な問題とは、日本全国の老朽化したインフラの修復・整備であり、戦車やミサイルではないはずなのです。



CCC. 再び過ちを犯す異邦人の習性(自分の国でないからやりたい放題)


  第3話 『戦争あきまへん』アラカン(嵐寛寿郎)の中国体験記に述べられているように、職業軍人や警察官という韓国脳偽日本人とは、十五年戦争時代、中国における異邦人として(日本でと同じように)好き放題をしていた。

  彼らはどこの国へ行っても「オレはよそ者」という気持ちで生きる異邦人であり、そんな「異邦人の運命」を聖書から知った芥川龍之介の小説が「彷徨へる猶太人」なのです。


  日本の特殊事情とは、政府という国家の統治機構(内閣とその下の行政機構)が、在来種純粋日本人ではなく外来種偽日本人(在日韓国系)によって握られているということ。

  日本の銀行(日本銀行含む)・政治屋・マスコミ屋・警察屋・戦争屋を統治しているのが外国人なのですから、国家としてどんな悪逆非道を行い、それに対して世界中から非難されようとも、蛙の面に水(どんな仕打ちにあっても平気でいるさま。しゃあしゃあしていること。蛙の面に小便)。

  悪事を働いたのは「日本人」であって、戸籍・名前・経歴詐称のオレたち韓国脳偽日本人は関係ないよ、とうそぶいて(知っているのに知らないふりをする。そらとぼける)いる。


  100年前、全軍人に占める数パーセントの在日韓国脳職業軍人が、9割を占める徴兵在来種純粋日本人(一般市民)を指揮してやらせた戦争。それをまるで、在来種純粋日本人が軍靴でアジアや太平洋を荒らし回ったかのように見せかける、一種の印象操作にほかならないのです、右翼の街宣活動とは。

   彼ら在日韓国脳の新興宗教団体は、装甲車のような車にアメリカンスタイルの戦闘服を着たパンチパーマ頭が集団で乗り込み、「日本の戦争文学」と言えるくらい芸術的で、在来種純粋日本人(縄文人)の魂が込められたレクイエム(鎮魂曲)・神聖なる軍歌を、自分たちで大きな声を出して歌わず、代わりにCDの歌を大音量で流して誤魔化し、善良な日本国民の心を傷つけている。戦死した多くの在来種純粋日本人(縄文人)に後ろめたい気持ちがあるから、彼ら韓国脳偽日本人は自分で歌えないのです。


  稀代の名役者と謳われた嵐寛寿郎アラカン(1902年・明治35年~1980年)は、1942年・昭和17年から敗戦までの3年間、朝鮮・満州・中国を前線慰問し(芸能人が戦地の兵隊さんを歌や芝居で慰めた)、日本政府・軍部・マスコミの報道とは全く違う、現地の「日本人」を見てきた。

  この方の回顧録「鞍馬天狗のおじさんは」(竹中労)には、天皇麾下の韓国脳大日本帝国軍人(職業軍人)と警察官の、日本国内と中国に於ける悪業非道ぶりがリアリティーを以て語られている(現実に自分自身で見たこと・経験したこと)。アラカンに嘘・はったりを言う理由も、誇張する意図もない。ありのままに語っているのです。

嵐寛寿郎

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B5%90%E5%AF%9B%E5%AF%BF%E9%83%8E


  100年前の日本、警察や職業軍人に脅されて、多くの在来種純粋日本人が彼らの狂気に加担させられたのですが、これからの日本も同じでしょう。

  世界チャンピオンのメダルを剥奪されてまでして、アリが徴兵拒否(国家に反抗)しても戦争は止められなかったように、私たちが韓国脳偽日本人のやることに反対したところで何も変わることはない。


  「この書の預言の言(ことば)を封ずるな。時近ければなり。

  不正を行う者には、なお不正を行わせ、汚れた者は、なお汚れるままにしておけ。

  正しい者には、なお正しいことを行わせ、聖なる者は、なお聖なる者とならせよ。

  視よ、われ報(むくひ)をもて速やかに到らん、各人(おのおの)の行為(おこなひ)に随ひて之を与ふべし。」ヨハネの黙示録


※ 黙示録といえば、世界の崩壊・人類の絶滅と連想しますが、黙示録が書かれてからこのかた○千年、「ノアの方舟」のような世界的危機なんて起こっていない。

  つまり「黙示録」とは、世界全体の終末ではなく個々人の終末(死)のことをいっている、と考えるべきだと私平栗雅人は思います。


ノアの方舟

  神が悪に満ちた世界を滅ぼそうとして洪水を起こした時、正しい人ノアが神に命ぜられて製作し、家族や各動物種一つがいと共に乗って難を避け、アララト山に漂着したという方形の船。(旧約聖書創世記6~8章)

預言

 (prophecy)キリスト教や啓示宗教で、神から預けられた言葉を人々に伝えること。また、その言葉。倫理的勧告や回心の呼びかけも含む。

予言・兼言

前もって言いおいた言葉。約束の言葉。また、前もって先を見越して言う言葉


 → 第2話 君死にたもうことなかれ与謝野晶子


第1話 隣人からの警告、もしくは兄からの忠告



<引用始め>

特別展「終戦―戦争の終わりと戦後の始まり―」で欠落していた真相



人民網日本語版 2025年09月19日14:17

https://j.people.com.cn/n3/2025/0919/c94475-20368238.html


今年、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年を迎えた。侵略戦争を起こした日本が、戦争で犯した罪を深く反省し、真摯な態度で、歴史から教訓をくみ取ることができるかに、国際社会が注目している。人民網が伝えた。


東京の国立公文書館では、7月19日から9月15日まで、特別展「終戦―戦争の終わりと戦後の始まり―」が開催された。特別展では、ポツダム宣言の受諾を表明した「終戦の詔書」の原本といった、歴史資料が展示された。ただ、残念ながら、歴史が紹介されているものの、肝心な部分が欠落していて、日本の軍国主義が、侵略戦争において犯した罪、及びそれがアジア各国の国民にもたらした甚大な被害に関する直接的記載を見ることはできなかった。


歴史の記憶と真相は、時間の推移と共に消え去ったり、色褪せたりするものではなく、永遠に現実を照らし出し、未来をはっきりと示してくれる。日本は正しい歴史観を堅持し、過去に犯した罪を深く反省し、侵略の歴史を美化したり、覆い隠したりするいかなる行為も徹底的に避け、平和的に発展する道を歩み続け、実際の行動で、アジアの隣国や国際社会の信頼を勝ち得なければならない。(編集KN)

 

<引用終わり> (文字を濃くした部分は平栗による)



第2話 「君死にたもうことなかれ」与謝野晶子




http://home.e-catv.ne.jp/ja5dlg/isite/kimi.htm


<引用始め>

「君死にたもうことなかれ」 旅順口包囲軍の中に在る弟を歎きて 与謝野晶子


ああおとうとよ 君を泣く

君死にたもうことなかれ

末に生まれし君なれば

親のなさけはまさりしも

親は刃(やいば)をにぎらせて

人を殺せとおしえしや

人を殺して死ねよとて

二十四までをそだてしや


堺(さかい)の街のあきびとの

旧家をほこるあるじにて

親の名を継ぐ君なれば

君死にたもうことなかれ

旅順(りょじゅん)の城はほろぶとも

ほろびずとても 何事ぞ

君は知らじな あきびとの

家のおきてに無かりけり


・・・


<引用終わり>


与謝野晶子

歌人。旧姓、鳳(ほう)。堺市生れ。堺女学校卒。寛の妻。新詩社に加わり、雑誌「明星」で活躍。格調清新、内容は大胆奔放。歌集「みだれ髪」「佐保姫」「春泥集」のほか、「新訳源氏物語」など。(1878~1942)


2025年09月29日(月)

V.1.1



第3話 『戦争あきまへん』



「鞍馬天狗のおじさんは 嵐寛寿郎聞書」(竹中労)から抜粋



AAA. 愛国心に燃えたアラカン(嵐寛寿郎)


  「ワテが反戦主義者になったんは自分の体験からでおます。」

  「もともと、鬼畜米英、アメリカ・イギリス毛唐ろくなことしとらん。阿片戦争やらフィリピン征伐。『アジアはひとつ。大東亜共栄圏』これにも道理がある。軍人とはサムライと思うとった。(天皇陛下の)大日本帝国を信じとった。」


  1943年・昭和18年、嵐寛寿郎(アラカン)は恤兵(じゅっぺい)部(物品または金銭を寄贈して戦地の兵士を慰める軍の一部門)付けで戦地の慰問を担当する。


  「同じ台本で2千回、一人の役者としては世界記録。演じる場所はほとんどが最前線や。八路軍(日中戦争期に華北で活動した中国共産党軍)の弾丸くらって死に損なったこともある。満州一円、北のチャムス(中国黒竜江省の東部、松花江下流の工業都市)。中国大陸に下って北京・天津・青島、万里の長城の向こう蒙古の果てや。」

  「むちゃくちゃに歩いた。兵隊と一緒にアンペラ(藺草(いぐさ)で編んだ筵(むしろ))敷いてごろ寝。仮設舞台つくって、正面に軍刀を突いてエラいさんがおる。階級の順に、士官(将校)・下士官(曹長・軍曹・伍長)・兵隊と並ぶ。ようするに移動劇団ですわ。」



BBB. 関東軍のデタラメ


  「ところが、(大東亜共栄圏建設)それがちごうた。関東軍デタラメ。ほてからに疑ごうた。」

関東軍

  満州(中国東北部)に駐屯した日本陸軍部隊。日露戦争後置かれた関東都督府が1919年(大正8)関東庁へ改組された際、その陸軍部が独立したもの。日本の満州支配の中核的役割をになったが、45年8月ソ連参戦によって壊滅。広辞苑


  「軍隊平等やおへん。偉いさん(職業軍人)楽して、兵隊(徴兵された一般人)苦労ばっかりや。司令官いうお方は、ちゃんと安全地帯におって、酒くろうてオ○コ(SEX)して、ほてからに滅私奉公が聞いてあきれる。」


  「おかしな話やけど、日本で役者やってるより前線の方がオ○コと縁がおましたな。司令部のある所、一番奥には軍管理の茶屋(客に飲食・遊興させることを業とする家。芝居茶屋・相撲茶屋・料理茶屋・引手茶屋など。この場合は飲食・宿泊のできる女郎屋)がある。畳敷きの日本座敷や。そこへ将校さんやらエラいさんが来て、芸者とオ○コしていく。」

  「ワテを始め、劇団一座の幹部も招待される。ちゃんと日本髪を結うたんが出てきます。関東軍は大したものやね、芸者つきで戦争しとる。『おい寛寿郎何か歌え』やて、ナニぬかしてけつかる。『へい』と言いながら、腹の中はカチカチ山です。肝が煮えくりかえっとる。兵隊に苦労させて、自分ら将校は戦費使うて芸者遊びですわ。こら戦争負けや、いやほんまにそう思うた。」


  「寺内元帥いうのがいましたやろ。あの人の官舎に泊まった。たしか奉天です。アンペラと違うふかふかの布団、脇に本棚があり、そこに金蒔絵の春画(性的行為を興味本位に描いた絵)がある。ポルノやおへんか。」

  「戦争こんなものか、『王道楽土』やらいうて、毎晩エライさんは春画を眺めて長じゅばん着たのとオ○コして。下っ端の兵隊は雪の進軍・氷の地獄ですわ。」


  「職業軍人(本人の意志で職業として軍務についている軍人。応召などによる軍人に対していう)ゆうたら、戦争中の特権階級や。とくに参謀部や恤兵部はあきまへんな。女郎屋(遊女をかかえておいて、客に遊興させることを業とする家)と結託してワイロ取っとる。兵隊(徴収令状で強制的に兵隊にされた民間人)かわいそうや。」


  「憲兵ほんまに怖かった。青島(チンタオ)で俥曳き(人力車夫)が斬られるところこの目で見ました。ここは通れんとか何とか口返答をした、ほたら軍刀を抜いていきなり肩口をズボッ、パーッと血が飛んだ。心臓が凍った。無抵抗な者(中国人)を!はいな、向かってくる者ならよろしい。日本軍、弱い者いじめや。憲兵の腕章つけとった。戦争あきまへん。」


憲兵

  軍事警察をつかさどる兵科。また、その軍人。旧軍では陸軍大臣に属し陸海軍の軍事警察および軍隊に関する行政警察・司法警察をもつかさどった。のち次第に権限を拡大して思想弾圧など国民生活全体をも監視するようになった。1881年(明治14)設置



CCC. 大東亜共栄圏の噓


  「ワテほど役者として熱心にお国に尽くした者、他にないと思いま。毎日何十キロも歩いて、3年間、兵隊と一緒にアンペラに寝てましたんや。」


  「だが、見ると聞くとではえらい相違でんな。アジアの民衆は圧政で苦しんでいる。それを解放する戦さや、大東亜共栄圏建設の聖戦やと聞かされた。せやけど、実際に中国各地を回ると、どこの街でも露店でマントウ(まんじゅう)売ったり、天びん担いでいる人たちほがらかなものや。日本が余計な世話やかんでもそのまま共栄圏、解放されてますがな。」

  「天津(中国河北省東部に接する中央政府直轄市)でたまげたのは、百貨店の看板掲げて売り場は一階だけや、二階は住居、三階は女郎屋になっとる。何でも商いますのやな、平和なもんどす。街頭で手品やっとる、胡弓ひいとる。泥棒市場に行ったら、盗まれたものもちゃんと返ってくる。もっとも、自分のもの取り戻すのに、ゼニ払わなあかんですがな。」


  「日本で(政府・マスコミから)聞くのと、現地で見るのとでは大違い。やはり、おのれが行って見んことには、納得でけまへん。戦争からこのかた、エライさんのゆうこと信用せんことにした。愛国心も怪しいものや、きれいなウソあきまへんな。噓つかんのは景色だけや。北京のキレイな空は変わりませんやろ。だが、人は同じからずや。」


  「日本が満州で何しとるかゆうことをこの眼で見てしもうた。日本人(の職業軍人や警察)はやりたい放題やったんダ満州で、そのバチが当たって戦争負けた。

  「根本がマジメやない。タテマエ立派でも、けっきょく日本人の王道楽土や。そんなお先棒ワテはかつぎとうなかった。そやから、満州での映画作りの誘いを断りました。」


  「終戦直後、デマが飛びよる。相手は鬼畜米英や、上陸してきたら最後、女は片っ端から強姦されて男はきんたま抜かれる。天皇はん以下帝国軍人はみな死刑や、当時は冗談と誰ひとり思わなかった。」

   → 中国で日本人の蛮行を見てきたアラカンは、ことのほか、この噂を信じたのでしょう(平栗)。


DDD. アラカンの正義感・役者魂


「(何人もの天皇や、東条英機の役をやったとはいえ)どちらかいうたら、ワテは左翼でおます。(アラカンの代表作)鞍馬天狗は正義の味方や、正義の味方が時の権力にへつろうたらサマにならしまへん。ワテは政治はきらいです。選挙の応援に顔貸したり名前をかしたり役者のやることやおへん。せやけど精神は野党ダ、何というたかて自由や、自由が一番よろしい。矛盾するかもしれまへんけどな、ワテは野党に政権とってほしゅうない思うてま。」


  「けっきょく権力や人間諸悪の根源、人の上に立ちたいとゆう欲望でおます。ほてからに地獄に堕ちる。東条英機大将がその見本や。これを裁く方(連合国)もちょぼちょぼやおへんか。国を動かし戦争をおこすのは、権力を持っとる人々や。社会党かて共産党かて、政権とったら同じやとゆう気がする。野にあってこそ自由、正義の味方やとワテは思いますのや。」


  「勝てば官軍あきまへん。ヘタな床屋談義で恐縮でおます。役者ゆうもんは、与えられた役にただ化けているだけではおへん。人間一匹の思い入れがそこにあるゆうことを、理解してほしいのでおます。(アラカンが映画で演じた)東条大将かて哀れやと演じている。アラカンの方が上をいっている。」



 2025年09月30日(火)

V.2.1




第4話 京都の警察官の告白


戦争中30歳前後であった、京都のある警察署の警察官の話を禅寺の雲水時代(1995年頃)、たまたまお聞きすることがありました。


元警察官によれば、十五年戦争(1931年(昭和6)の柳条湖事件から1945年の敗戦まで、日本が15年にわたって行なった一連の侵略戦争。満州事変・日中戦争・太平洋戦争)の頃、警察官と軍人はやりたい放題。「この元警察官の場合「日本人・朝鮮人合わせて、何人殺したか覚えていない」と仰るくらい。


亭主が徴兵されて留守の家に夜這い(女性の寝所へ忍び入ること)、金品の強奪、市民に対する暴力、等々。「天皇陛下の名代(代理人)」という、いわば「水戸黄門の印籠」を振りかざしての狼藉三昧(好き放題、理不尽に他を犯すこと。乱暴。暴行)。

誰も警察官や軍人(憲兵)を規正する(悪いところを正しく直す)者がいない(これは2025年の今も同じです)。


一般大衆は、「贅沢は敵だ」「戦地で苦しむ兵隊さんのことを思え」「欲しがりません、勝つまでは」なんていう標語を押し付けられ、毎日カツカツの生活。万が一、庶民が肉なんか食べでもして見つかると、警察に没収されるどころか、拷問して入手先まで手入れをし、首謀者は小林多喜二のように署内でいたぶり殺される。

で、没収した金品はすべて警察署内で「保管・処分・処理」される。

現実の話「(敗戦後に進駐してきた)『鬼畜米英』よりもずっと恐ろしい組織」であった。


そんな警察署には食料・金銀カネがごっそりある、ということを知っている(警察署で、死体処理等の雑役夫に使われていた)朝鮮人が、日本人と組んで警察署に泥棒に入ったが、運悪くご用。署内の広場に自分たちで穴を掘らされ、頭だけ出して生き埋めにされ、それを警察官たちが蹴ったり棒で叩いたり。「真冬でしたが、翌朝死んでましたわ、ハハハ。」


もちろん、彼ら狂気の警察官は、はじめから狂っていたわけではない。警察や軍隊という権威・権力組織に入ると、すぐに「朱に交われば赤くなる」。

日本人とは「赤信号、みんなで渡れば怖くない」、自我が(人間の芯)がしっかりしていないというか、「周囲と協調・同調するのが美徳」という教育を受けてきた。

ですから、特に日本の公務員の場合、金太郎飴(どこで切っても同じ金太郎の顔が出てくるように作った棒状の飴)になりやすい。日本国中の警察官・職業軍人が、程度の差こそあれ、同じ体質・警察官気質・軍人気質であったのは間違いないでしょう。

人間とは権力・権威を持つと、狂い方に差があるだけで、間違いなく狂ってくるものなのでしょう。

(私平栗雅人は、ビジネスマン時代に課長権限を持ったことがありますが、これは現実に実力・実務能力・費用対効果の証明が伴わなければその権力を行使できない肩書き・立場ですから、狂うということはありませんでした。)



第5話 結局は(韓国脳)国家権力のやりたい放題


約2000年前に、朝鮮半島からやって来た「弥生人」によって、多くの在来種純粋日本人(縄文人)が虐殺され国土を乗っ取られて以来、「天皇とその取り巻き貴族(上級国民)」による、無計画で真剣味のない・無責任のファシズム政治体質は変わっていない。


奈良・平安時代の圧政を跳ね返し、在来種純粋日本人(縄文人)が政権を握った鎌倉・室町そして、特に江戸時代だけが、在来種純粋日本人による大衆文化の花が開いた明るい時代であった。日本文化の精華と呼ばれる精進料理を始めとする各種日本料理・俳諧・歌舞伎・能・茶道・華道・日本各地の祭りといったものは、すべてこの時代に発達・爛熟(極限まで成熟すること)したのです。江戸時代、特に元禄時代とは、いわゆる「町民文化」の全盛期でした。


そんな江戸時代の遺風(昔から伝わっている風習。後世にのこっている故人の教化)が残っていた明治時代、それを俳人中村草田男(1901~1983)は「降る雪や明治は遠くなりにけり」と懐かしみました。

1926年・昭和元年~1945年・昭和20年まで続いた「天皇とその取り巻き貴族(上級国民)」によるファシズム国家は、敗戦によって一旦減衰しましたが1990年頃より趨勢を盛り返し、2025年の今、再び日本を混乱と狂気の世界へと引きずり込んでいこうとしています。

今の日本のやることなすこと、すべてにおいて真剣味がないという韓国脳スタイル。自分たち異邦人は、何をやっても先住民(在来種純粋日本人)に対して責任を取る必要がない、と高をくくっている。そんな彼らの政治・社会の運用を「狂っている」と感じるのは、昭和30年世代の私だけではないでしょう。

在来種純粋日本人(縄文人)故田中角栄(1918~1993)首相時代、日本社会に充満していた真剣さは、全くといってよいほど消え失せてしまった観があります。


結局は、個人がしっかりと覚悟を決めて自分の生き方を決めるしかない、と私平栗雅人は思います。


「不正を行う者には、なお不正を行わせ、汚れた者は、なお汚れるままにしておけ。

  正しい者には、なお正しいことを行わせ、聖なる者は、なお聖なる者とならせよ。

  視よ、われ報(むくひ)をもて速やかに到らん、各人(おのおの)の行為(おこなひ)に随ひて之を与ふべし。」ヨハネの黙示録」


      <アラカン語録>


「(何人もの天皇や、東条英機の役をやったとはいえ)どちらかいうたら、ワテは左翼でおます。(アラカンの代表作)鞍馬天狗は正義の味方や、正義の味方が時の権力にへつろうたらサマにならしまへん。ワテは政治はきらいです。選挙の応援に顔貸したり名前をかしたり役者のやることやおへん。せやけど精神は野党ダ、何というたかて自由や、自由が一番よろしい。矛盾するかもしれまへんけどな、ワテは野党に政権とってほしゅうない思うてま。」


  「けっきょく権力や人間諸悪の根源、人の上に立ちたいとゆう欲望でおます。ほてからに地獄に堕ちる。東条英機大将がその見本や。これを裁く方(連合国)もちょぼちょぼやおへんか。国を動かし戦争をおこすのは、権力を持っとる人々や。社会党かて共産党かて、政権とったら同じやとゆう気がする。野にあってこそ自由、正義の味方やとワテは思いますのや。」


  「勝てば官軍あきまへん。ヘタな床屋談義で恐縮でおます。役者ゆうもんは、与えられた役にただ化けているだけではおへん。人間一匹の思い入れがそこにあるゆうことを、理解してほしいのでおます。(アラカンが映画で演じた)東条大将かて哀れやと演じている。アラカンの方が上をいっている。」


2025年10月01日(水)

V.3.1

平栗雅人


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