ここでネガティブを超えた故のポジティブを
それでは皆さん。ここからです。
私はふと思うことがあります。ネガティブに笑えたら、それはある意味ポジティブなのではないか、と。
「意味が分からない!」という方。多いと思います。もちろん、自分で何を言っているか分からないです。私の話で実行できないとしても、意味だけ分かるといいかなと思います。
簡単に言えばそうでないと分かっているうえで「悲観的に見る」ということですかね。
私の高校受験、大学受験のときの話が分かりやすいかもしれません。
高校受験の際は、よくある模試のようなものでは定員ギリギリでした。最初こそは余裕があったんですが、直前に近づくにつれてどんどん定員ぎりぎり。当時の私はかなりポジティブというよりは物事を楽観視している人間だったので、受からないといけないと思っているなか「どうせ落ちるだろう」と言っていました。結果は推薦合格。当時は自分で驚いていましたね。面接はやらかしたと思っていたし、推薦受験までは毎日ゲームを欠かしませんでした。受験を終えて、「落ちたからゲームやめて勉強しよう」と受験を舐め腐ったことをしていたので驚きでしたね。
大学受験の際は、元々とある国公立大学を志望していました。正直、私立より安いから。学びたい学問さえあればどこでも良くて、あとはあまり裕福でない自分の家でも大学生としてやっていける環境であればなんでもいいと思っていました。そんな中で判定はずっとD。いや、高校一年生の頃の成績だったら判定はBくらいの偏差値はあったかもしれない...、なんて言い訳をしてもどうしようもないんですが、そんなギリギリの状態でした。そんななかで心の中では本当にそうなるだろうと思っていながらも、悔しいながら「どうせ落ちる」と言って笑っていたように思います。
はい。人に向けてやるには非常に悪いというか、特に受験なんかの場面では縁起悪くよろしくない。それに限らずとも、そういったネガティブな発言というのは、他人に気を使わせてしまうものです。周囲の人がネガティブなことを言いだしたら、ツッコむ、苦笑する、励ます、微妙な空気になる、大きくそんなところです。それを気にしない人にはちょうどよいかもしれません。
でも、私はふと思ってしまいます。
「ネガティブに考えられる今って、まだ余裕あるんじゃない?」と。
だから私はいつも思うようにしてます。
「失敗しそう」と思ったから「まだ失敗してない、まだ対策できる」
「自分のせいだ」だから「まだ謝れる、償える」
本当に絶望したとき、どうしようもないとき、 本当にそんな時が来たのならきっと、何も考えられなくなるでしょう。皆がそうとは限りませんがね。
仮に「今日帰る家が無くなったらどうしよう」と思ったとします...。いえ、無くなる確率の方が低いですよね。それで悩む人も少なからずいるかもしれません。(※無くなったらであって既に失っている人は悩んでも当たり前かもしれません)
既に実家、家庭をお持ちの方。「帰る家が無くなったらどうしよう」って言ってみてください。想像してしまって絶望してしまう方もいるかもしれませんが、「そんなことない... ないよね...?」くらいにその突然起こりうるかもしれない絶望が起きないことを信じることはできます。ギリギリ苦笑いしながらでも言えませんか?そこからが始まりですね。
どんなネガティブなことも、「大丈夫だろう」と思って笑いながら言えるかもしれません。形だけでもそこまでの心の余裕ができてしまえば、ものは考えようです。
未来のことが怖いなら、対策すればいい。過去のことが怖いなら改善すればいい。
なんて、楽観的に考えられれば気楽ではないでしょう...
だんだん何言っているか自分で分からなくなってきましたね。
極論、「大丈夫と心の中で思っている状態で口ではネガティブにいる」ということで、常に自分の意識を表面的に下げておくものです。テストの点数と一緒です。受けるときは不安だけどもちろん前向きにいなければ、うまくいかないかもしれません。ただ受けた後はもう後戻りできないなら、どう思っても一緒。ならば大丈夫と信じて安心できないなら、あえて必要以上に低く見積もって行動すればいい。この際、すべてを諦めていいわけではありません。 うまくいけば、「思っていたほど悪くなかった」と思えば気が楽になるかも知れないですね。
理想論ですが。
次の更新予定
2025年12月21日 00:00
ネガティブ故のポジティブを クレン-クレアハート @kuren-012
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