リフレーミング とは

 みなさんは「リフレーミング」という言葉を知っていますか?

 今では学校の学級活動だったり進学就職の話だったりのときに聞くことも増えている単語じゃないかなと思います。

 きっと心理学や福祉系、人間系の学問だったりすると何らかの授業や話の中できっと出てくると思います。カウンセラーなどを目指す心理学系(臨床心理学とか)の方々はパッと理解できる印象があります。

 

 話がそれましたね。

 リフレーミングを簡単に言い換えると、【ネガティブとポジティブの変換】といえるのではないでしょうか。基本的にはネガティブからポジティブへの変換。

 「捉え方次第」「ものは言い様」とはこのこと、といったものです。


 よくあるのは、短所と長所の言い換えですね。良かったらぜひ試してください。紙とペン...なんなら頭の中だけでもできると思います。自分の短所を挙げて、表現を変えて長所っぽくしてみてください。慣れるといろんな表現ができてきますよ。

 例えば私だったら...

 「飽き性、目移りする」という短所を「新しいモノに触れやすい、視野が広い」という風に言い換えてみたり。

 「集中するとやめられない」とあれば「熱中できる、スイッチが入ればとことんやりこめる」だとか。

 「消極的、否定的」を「現実を見て冷静に思考判断できる」なんて言い換えてみたり。

 ほんとうに「ものは言い様」を体現していると思います。


 他にも、

 「無責任」→「自由、囚われない」

 「頑固」→「意志が強い、信念がある」

 「気が弱い」→「周りを大切にする」

 「優柔不断」→「じっくり考えられる、慎重」

 なんて、私が挙げたこと以外でもいろんな言い回しがあると思います。それこそネガティブな内容にもよるし、変換のしかたも人それぞれだと思います。



 学校なんかではコップに水を入れてある状況なんかで説明したりしているいんしょうがありますね。

 良かったら友人や家族にやってみるといいかもしれません。コップに水を入れます。おそらく半分ほどの水が良いのではないでしょうか。そのあたりは詳しく理解していませんが本題はそこではありません。

 「半分水が入っている」のか「半分水が入っていない」のか、人によって考え方が違うという内容です。

 そしてそれを理解したうえで、ということこそが本題だと思っています。リフレーミングとはそういうことなのでしょう。


 これができるだけで、ネガティブであることがコンプレックスである方も、若干肯定的になるんじゃないかと思います。

 ネガティブで否定的に考えてしまう? それすなわち、改善点や問題点に注目できるという長所があるかもしれません。グイグイ踏み込まずに、慎重に物事を見れたり、控えめであるいいところかもしれませんね。

 逆に短所にばかり目が行って困っている人がいたらぜひ、話してあげてください。短所として挙げずともそれはこういう長所ともいえるぞーって。

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