第2話 君との出会い

 光が収まって、暗さに目が慣れてきた。3分ぐらいたっただろうか。目の前には同い年くらいの男子がいる。白い髪に、水色の目。

「あなた、もしかして、手紙を送ってきた人?」

それを聞いて、彼は不機嫌そうな顔をして答えた。

「そうだけど」

「名前は何?」

「聞く方から答えたら?」

 うっ、正論で返されてしまった。

「私は紡」

「俺は、冷斗」

「れいと?」

「そうだよ」

 ちょっと驚いた。ずっと、英語みたいな名前だと思ってたから。

 聞きたいこともたくさんある。でも、まずは、

「じゃあ、冷斗、、、君が送ってきた、たすけてってあれ、なんだったの?」

「少し長くなるけど。」

「いいよ。教えて」

 そして、冷斗は話し始めた。冷斗の、複雑な事情を。

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君のために綴る、君と私の物語 飛翔 光 @tomatoallergy

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