代五罪 墓バレ

「あっ…!」

「この肉食べるかい?」

「あっ、大丈夫です…」

「そうかい…、」

「…じゃあこっちの肉を食べるかい?」

「そっちとは?」

金城は言った。

「あたしの肉だろうがい」 「えっっ、」

「食べへんのかい?」

「あ、いや、いらないですけど…」

そう言ったら老婆は鬼のような表情で、

「なんで食べないのかい!!せっかくわしが何百年も掛けて作った物なのにふざけんじゃないよ!」

「はぁはぁ!」

そして老婆は自分の腹を包丁できり恐ろしい姿に変わった。

「お前の腕を食べさせろ!!!」

その姿は…言葉に言えないほど恐ろしい姿…

「助けて!鵜鷺!」

「それはごめんね…できない…」

「なんでだ?」

「私ももう時期食われるから…」

「あっあ…」

ギャァァァ!

「やめてくれ!」 

「ふざけなy」

変化した老婆は金城の事を食いちぎれ出した。

ボリ、ボリ、ガリ、ボキ!

骨の音を折るような肉を引きちぎる音が鵜鷺の耳に届いた。

「私はもう時期食われるのか…」

鵜鷺が言った。

「お姉ちゃん…私もう食われるのやだよ…」

「しょうがないじゃない…でもこれは全部夢だから」


「速報です。鎌倉市内で起こったバラバラ殺人事件の犯人が判明しました」

「その名は………」 

「霧ヶ峰 愛莉鈴です。 (ありす)」


カモメと七味 完結



筆者から皆さんへの一言 「カモメと七味が完結しました。次回の作品も楽しみにしててくださいね!それではまた機会がある時に!」 


次回ヒント… 時計

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

カモメと七味 西淵 (せいぶち) @SOLATO1110

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ