用のない階では降りないでくださいへの応援コメント
私の好きなゲームクリエイターの一人に桝田省治さんという方がおりまして、よく重要な場面では部屋から出ると長い通路を歩かされることがありました。そして光に包まれる演出の後、ボスとのバトルが始まる。
部屋が子宮で通路が産道。当時の私はそんなことに気づかず遊んでおりましたが。
エレベーターとそれに続く廊下はそれを想起させられました。
ホラーにおける暗喩や啓示的表現が好きです。
そう来たかとか、やっぱりそうだよね。とか。
へそ曲がりな私は、『用のない階では降りないでください』という内容の貼り紙があるということは既にこのエレベーターは「危険だぞ」と知られており、その怪異が起こりやすいエレベーターが、既に起こりえてしまったことを誰かに見せている。そんな啓示にも受け取れるよねと考えてしまいました。
「ぼく」がした行動が、例え物語を進行させることがきっかけにならなかったとしても。結論が変わらなかったとしても。
その場合はもしも、の選択もない救いのない物語にもなるのでしょうか。
私の乏しい想像力を刺激してくれた素敵な作品を読むことが出来ました。
作者からの返信
わたしが書きたかったこと、いや、それ以上のことが、たくさん書いていただけている…
ありがとうございます!
自分や近しい人の死が近づいた時に、扉がよく開くのかなーとか、イメージしながら書いていました。
なお、この話のインスパイア元は、昔話「見るなの座敷」です。
「見るなの座敷」では、男が卵を割ってしまうと、女性が現れて「あなたはわたしの娘を殺してしまいました」と言う場面があります。り、理不尽…。
このお話ではあえて、「ぼく」がした行動が弟の死と直接関係あったか否かは、謎のままにしております。
@yoll様が想像してくださったように、既に起こってしまったことを怪異が見せているという可能性も十分ありえますし、とても魅力的な想像ですよね。
用のない階では降りないでくださいへの応援コメント
このマンションは、エレベーターは、一体何だったのでしょう……。
貼り紙があるということは、以前にも、似たような体験をした住人は居るのでしょうか。
作者からの返信
コメントをいただきありがとうございます。ひょっとすると、そうなのかもしれません……。貼り紙をするくらいしか、できることはなかったのかもしれませんね。