概要
幼いるい姫は幾つもの城に捕らわれ遂には母様の菩提の睡蓮の花に辿り着く
あらすじ*幕末、豊後の国(大分)竹田岡城の支城である騎牟礼城の物見櫓の水瓶の中に生まれたままの赤ん坊が泣き声を上げていた。女中頭のお福が見つけ抱きかかえて物見番の甚助の元に駆け込んで来た。騎牟礼城は平安時代の末期、豊後を征圧した源為朝によって築かれていたが、突然現れた赤ん坊(るい姫)は為朝の縁者ではないか?との疑心暗鬼が渦巻く中で、藩士となった甚助は動乱の中を一生をかけて姫を守りぬく事を決意する。アメリカの東インド艦隊ペリー提督が四隻の黒船を率いて浦賀沖に到着し、徳川幕府に開国を求めた年、その圧倒的な脅威の前に諸国大名もなす術が無く、豊後の小藩に分立した城は互いに結んでは離れ、小競り合いを続けていたが、各藩は幕閣として残るか新しい世の尊王攘夷を受け入れ、無策な幕府に対峙して行くかの選択を迫ら
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