グルメ特集に関するビデオ映像の記録

1. 概要

資料名:送付されてきたビデオテープ

内容:「グルメ特集」風映像の記録

受領日:2024年12月12日

媒体:VHS(アナログ)テープ

    送付物は封筒に無記名、消印は滋賀県内であった

再生機器:年代物のVHSデッキ(本件では当方所有のデッキを使用し再生確認)

総再生時間:9分37秒(ブランクを含む)

構成:7つの断片シーンにより構成されていた(以下、シーン①〜⑦と便宜的に付番している)


2.全体の要旨

匿名の視聴者より送付されたVHS映像である。流れる映像については、表面的には「グルメ特集」「旅番組」「ロケ企画」であり、これらバラバラのテーマの映像が複数、断片を切り貼りした構成された内容であった。


番組風のナレーションやテロップ、タレントのリアクションなど一般的な演出要素を含む一方で、撮影素材の一部には何か明確な異常(人体の類似物と思われる物体が登場する、あるいは声紋らしき異音、局所的な高振幅のノイズ)が混在していた。


映像解析について。2024年9月実施の外部解析を行ったところによれば、映像自体に合成痕跡は見受けられないとのことである。

しかし、音声トラックにおける異様な高周波のノイズや断続的な声紋パターンが検出されている。

映像の一部シーンでは、生物らしき自発運動が確認される無機物が存在する。また被写体の一部は実際の動物・植物と解釈しがたい形状を示している。

これらの点から、単なる特殊な演出の域を超えていると思われる。

従って、本報告においては事実の観測記録を優先し、主観的な断定は避けている。


3.シーン別詳細

※時刻は映像上の位置をmm:ssで表記した。


シーン①(00:00–01:10)…… 伊勢海老試食

映像要旨:

 スタジオ風のセット(背景に海の幸特集っぽい飾り)が映り、芸人風男性2名と女優風1名がテーブルを囲んでいる。

 テロップや効果音が重なり、活気ある演出がなされている。

 大ぶりの伊勢海老を豪快に手でつかみ、かぶりつくカットが繰り返し流される。


映像詳細:

 被写体の表情は終始明るい。

 しかし、歯で引きちぎられた身から透明に近い粘液が飛散し、隣の女性の頬を濡らす。通常の海老の体液とは異なり、黒色で、粘度あり、テラテラとしていて光沢が異常に高い。

 カメラはこの液滴をわざわざズームで追う。

 液滴が空中で光る瞬間をスロー的に見せる編集がなされている。

 演出意図の可能性もあるが、複数のフレームで同様の描写が繰り返される点が異様である。

 音声としては女優の「ぷりっぷり!」等のハイテンションな合いの手が入るが、女優の声が響くたびにノイズが入り、倍音のような野太い声が検出された。



シーン②(01:11–02:30)…… 南国リゾートの素手食い

映像要旨:

 白砂の南国ロケというテーマで撮影されている。

 新婚風の男女が果物やケーキを素手で掴み合い、互いに食べさせ合う場面である。

 映像は明るい陽光と笑顔を中心に構成されていた。


映像詳細:

 被写体の男女の指先や爪の付近に赤褐色の付着物があるのが、わざわざ拡大して確認される。

 乾いた血の色のように見えるが、古い資料のために映像の劣化、いわゆる色転びの可能性もあり断定は不可能である。

 2:02付近で、夫の指を舐めるカットがあるが、次のタイミングでは指が映像からは消失している。その後、当該フレームでは微小音声(低周波の唸り声)がバックグラウンドに混入している。

 被写体の男女はその口を開いていないため、何による声なのかは不明。

 全体として演出はロマンティック風であるが、指の消失や、唸り声の挿入など、細部に不自然さがある。



シーン③(02:31–03:50)…… 搾りたてジュースの特集

映像要旨:

 カウンターに三つのグラスが並び、クローズアップされる。テロップは『朝搾りフルーツジュース』と表記されている。

 各グラスの内容が順に映される形で紹介された。


映像詳細:

 左グラス(白色):表面は白濁している。底部で小さな暗い塊が断続的に動いている。数フレームの短時間ではあるが、細長い尾のような形状が確認される。テープのノイズも多く何の生物の尾なのかの確定は困難である。

 フレーム補正を試みたが、画面が暗くなるだけで補正を受け付けなかった。

 原因は不明。

 中央グラス(黒色):非常に高粘度の黒色液である。スプーンを浸したところ、なかなか沈んでいかず、泥のような物質であると推定される。

 音声では製作者と思しきスタッフから「濃厚な味わい!」と明るく解説するが、映像は微細振幅を繰り返し、ひずみ声で聞いた者が吐き気を催すような映像となっている。

 右グラス(黄色):バナナをミキサーに入れたジュースと思われるが、人間あるいは動物の手を思わせる毛深い破片が一瞬液体の中に映りこむ。おそらく映像劣化による影響であるが、その動物の手らしきものは、微かに動いている。



シーン④(03:51–05:10)…… 焼き芋(秋の味覚)特集

映像要旨:

 野外バーベキュー。男女カップルが炭火で焼かれた芋をアルミホイルごと取り出す。手は素手。アルミは高温で赤く変色している。


映像詳細:

 カップルはアルミホイルを素手で掴み続けるが、手の皮膚が高熱で赤くなり、表面に水泡、火傷状の変化が見られる。

 双方は躊躇なくその状態を継続しており不自然さが極まっている。

 アルミを剥がした瞬間、サツマイモの表面に人間の顔(目鼻口のような凹凸)が明瞭に浮き上がっている。笑顔のように見えるが、これは偶然の模様だと思われる。意図的に彫られたものである可能性もある。

 拡大フレームにすると、顔の目の位置に黒い塊があり、かすかに動いていた。

 二人が同時にその顔つき芋へかぶりつく瞬間、低周波の叫びのような断片音を拾っている。音源は不明(テープ劣化によるノイズ混入か)。



シーン⑤(05:11–06:00)…… 洞窟と祭壇(探索映像)

映像要旨:

 山中の小洞窟?と思われる場所。手持ちカメラで内部を照らしている。

 小さな祭壇に古びた大皿が置かれている。皿の中身は空である。


映像詳細:

 洞窟の壁に付着する黒褐色の染みが、光の反射で顔状に見える箇所が複数ある(いわゆるあいまいなものを顔に見立てて認識するパレイドリア的な認知と思われる)。

 画面中央を短時間(約0.8秒)にわたり「オカエリ」と見えるノイズ状の文字が斜めに表示される。

 これはテープ状態の劣化、あるいは編集の挿入であると思われるが判別はできない。

 音声はほぼ無音であるが、何かがいるかのような低振幅域に周期的な音声が記録されている。



シーン⑥(06:01–08:40)…… 調理〜供食(ネズミ、手の煮込みなど)

映像要旨:

 調理台上で小型の哺乳類(外観ではネズミと推定される)の手足を生きたまま分離する映像。その後、揚げ物や煮込み料理など数カットが交互に流される。


映像詳細:

 解体作業はかなり克明に映されている。

 作業者の手つきは包丁やその他道具の扱いに熟練している模様。

 表示される器具類は一般的調理器具だが、現場の衛生状態は著しく不良である。

 唐揚げされた皿には関節が明瞭に残る形で配置されていた。

 一部の手は指と思しき部分が細長く、人手の指に近い比率を示していた。



シーン⑦(08:41–09:37)…… 映像末尾とノイズ断片

映像要旨:

 映像は突然黒くフェードアウトしていく。エンドロール的な表示はなし。

 数秒の暗転の後、ノイズの音声がわずかに残る程度。


映像詳細:

 暗転部分に微小な声紋がある。

 女性音域で「タベテ、キテクダサイ、オカエリ、マダオナカガヘッテイマスカ」等が断片的に記録されている。

 ただ、合成音のようでもあり、肉声であるかは不確定。



映像に関する所感

 表面的にはバラエティ系グルメ映像の構成をとるが、食材・被写体・音声における異常性が複数確認される。

 単なるプロモーション映像とは判断しにくい。


公開上の留意点:

 視聴者への心理的負担が大きいため、映像自体は公表せず、文字お越しによる情報伝達のみとする。万が一、公表する時は閲覧注意の表記が必須である。


(記録作成:佐倉 山羽)

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