瑪瑙可南子のご挨拶劇場

月森朱音@神月ラボ

はじめましたのご挨拶。

瑪瑙探偵事務所

秋の土曜日、ある朝の出来事。


「可南子さん、大変です!」

「どうした、将流。プリンでも落としたか」

「ちがいますよ!ていうか、プリン落としたらグチャグチャになっちゃいますよ!」

「プリンは飲み物だからな」

「どこで聞いたんですか、それ」

「……忘れたな。で、なんの用だ?」

「あ、そうでした。俺たちの短編小説が、ついにカクヨムで読めるようになったんです!」

「なんだと!? あの美少女探偵の物語が、カクヨムで!?」

「そうです!色んな短編が読めるそうです」

「どんな事件がおきるんだ?」

「可南子さん、ワクワクしすぎです」

「仕方ないだろう、わたしは名探偵・瑪瑙可南子なのだから」

「じゃ、読みにいきましょうか」

〜数分後

「事件など、ないじゃないか!というか、作品自体が、ないぞ!」

「当たり前です。まだ、カクヨム登録記念なんですから」

「……ふむ。果物を食べて気長に待つか」

「すぐに短編が読めますよ!」

「将流」

「なんですか、可南子さん」

「梨が食べたいな」

「……俺が、剥くんですね……」

 


※こんな二人の短編などをお届けします。

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