概要
教室の端っこにいる君に恋をした
高校一年生の藤村沙紀は、周囲から「しっかり者の優等生」として見られている。しかし、それは母に褒められたい一心で作り上げた仮面だった。本当の自分は夜中にアニメを一気見して寝坊するような、ごく普通の女の子なのに。
ある日の昼休み、お弁当を忘れた沙紀は慌ててパン売り場に向かうが、すでに黒山の人だかりができていた。途方に暮れた沙紀に声をかけてきたのは、同じクラスの由比健助。目立たないけれど人当たりのいい彼は、自分のパンを沙紀にわけてくれた。
「藤村さんでも寝坊することあるんだ。安心した」
色眼鏡で見て来ない健助に沙紀の心は揺れてしまい……?
他サイトにも掲載しています。
ある日の昼休み、お弁当を忘れた沙紀は慌ててパン売り場に向かうが、すでに黒山の人だかりができていた。途方に暮れた沙紀に声をかけてきたのは、同じクラスの由比健助。目立たないけれど人当たりのいい彼は、自分のパンを沙紀にわけてくれた。
「藤村さんでも寝坊することあるんだ。安心した」
色眼鏡で見て来ない健助に沙紀の心は揺れてしまい……?
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