10:【残念】

読み:ざんねん

意味:心残りがあり物足りなく感じる気持ち、俗に間抜けな要素があり滑稽な様


 見栄え:★★★☆☆(目立たないがよく見ると割とイケメン)

 残念度:★★★★★(残念という概念そのもの。流石に★5)

ギャップ:★★★★★(普段とは逆パターンのギャップ。意外性が高い)


解説:


『残念なイケメンワード辞典』も今回で第10回。記念すべき節目である。


 そこでいちど流れを無視して本著における最重要ワードである【残念】について解説しようと思う。

 記念でありながら残念とはこれ如何に? といったところではあるが、まあこの辞典はそういう作品なので仕方がない。



【残念】とは、期待が叶わず物足りなさや悔しさを覚えたときの感情を表す単語である。


 また、そのような感情を抱く原因である失敗や敗北を婉曲的に”残念な結果”と表すこともある。


 一方で俗な使われ方として、何かしらの欠点などがあり間が抜けていて情けない様子を表わす単語としての側面も存在する。

 本著で扱われるのは主にこの意味である。




 この【残念】という単語、【おもい】が【残る】と書いて”ざんねん”と読む。

 こうして見ると意外とイケメンではないか。正直筆者も驚いた。


 まるで教室の隅に追いやられがちな目立たないクラスメートがよく見ると美男美女だったかのような奇妙なトキメキを感じてしまう。


 ギャップ萌えの定番のはずだが、先入観が根付いているためか案外気づけないものである。




 普段は外見がイケメンでありながら内実が残念な単語を取り上げているが、内面のイメージが先行していて字面のイケメン度合いに中々気づけないパターンもあるようだ。新たな発見である。


 例え残念で下らない思い付きであろうと形にしてみると予想外の気づきがあって面白い。


 見慣れた残念なものの中にも、もしかしたら何か光るものがあるかもしれない。


 読者諸兄も一度身の周りを振り返ってみてはいかがだろうか。

 運が良ければ見落としていた”何か”に出会えるかもしれない。


 勿論、何にも出会えずそれこそ”残念な”結果に終わるかもしれない。

 とはいえ、それはそれで笑いの種にはなる。

 全くの無駄ということはそうそうないだろう。

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