第2話  異世界の闇

フリージアは「この世界に我より強い者が居るのか?」とかんしゃくを起こして居た。


リシアが「申し訳ありません。もしかしたら、この世界に転生した者が居るのかもしれません」とフリージアに返事を返した。


フリージアは「もう、良い。お前がモタモタして居るからだ。お前には隅で雑用して貰おう」とほうきとちりとりで掃除を頼んだ。


リシアが「申し訳ありません。私共、フリージア様に仕える者。しばし名誉を与えて頂けないでしょうか?」とフリージアに喰って掛かった。


フリージアが「良かろう。お前には城の警護を頼むとしよう」とリシアに話をした。


リシアが「ありがたき幸せ。このリシア、フリージア様の為に命を投げ出しても良い覚悟であります」とお辞儀をした。


そうして、城の警護をしリシアは城に向かってくる者達を倒して行く。


そこへひとたび、旅の道中に砂漠地帯を歩いて居た、功太が「水、水、水くれよ。俺達に水を」ともう歩けないと言った様子でその場に座り始めた。


リスキーが「お前は本当にだらしないな。それでも人間なのか?こんな暑さの中でもポポラは笑顔で歩いて居るぞ」とポポラを見て話をした。


ポポラが「そうだぞ?そんなに悲しんで水をくれなんて言う方がおかしいんだ」と功太に反論した。


功太が「この世界は、凄くおかしい。俺にとっちゃこの砂漠は地獄だ」と憐んでいた。


リスキーが「やっぱり、この世界の人間で無ければ、やっていけないだろうな?例えば心の強い人間がこの世界ではやっていけるんだ」と功太にポポラの姿勢を見せつけた。


功太は「ポポラは、俺よりも偉いと言う事ですか?」と少し冷たく話をした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る