これは、泥を這ってでも星を撃ち抜こうとする『書き手』たちの物語。
この物語に描かれているのは、着飾った作家の姿ではなく、もっと生々しい「人間」の姿です。
公募の結果を待つ指の震えや、立ち食い蕎麦の湯気に救われる瞬間、
そして安物コーヒーで夜を明かす日々。
そこには、書かなければ生きていけない切実な祈りが満ちています。
そして、カクヨムにいる人には、きっと、共感しかない......!
何より心に響くのは、氷河期世代としての苦い記憶を抱えながら、創作という戦場を生き抜こうとする主人公の泥臭い誠実さです。
ネットで繋がる仲間たちとの賑やかで切ない交流も、孤独な執筆作業のなかの光として描かれています。
現実は残酷で、努力が報われるとは限らない。
それでも、キーボードを叩く瞬間にだけは「鉄の鳥」になって自由になれる。
そんな創作者の矜持が、物語の序盤ですが、心に深く刺さりました。
物語を愛し、書くことに魂を削るすべての人に、ぜひ手に取ってほしい物語です。
これは胸に刺さります。カクヨム作家なら誰しもこの暗闇飛行に身に覚えがありませんか?このお話は、公募に落ち続けながらも、ネット仲間と笑い合い、推しに支えられつつ鉄の鳥として創作戦場を飛び続ける、氷河期世代の作家の内面記録です。貧乏・汚部屋・将軍パンツといった自虐ネタと、公募・PV・税や社会への鬱屈、読者や仲間への感謝が、高密度なメタファーと軍事/航空イメージで繋がれています。オフ会で配信仲間の正体を知って撃墜されかけながらも、作家は自分の持ち味を信じ、公募ボタンを押し続ける突撃隊として物語が組み上がっています。「我レ鉄ノ空ニ執筆シ、落選ハワレヲ止ムル能ワズ」みなさんもぜひぶっ刺さりにまいりませんか?