藍に溶ける
青夏 水蓮
第1話生きる
「強く生きろ」僕は、この言葉を胸に刻み生きている。夕暮れの空が藍色に染まる。僕は、いつしか消えていってしまうなんて思いもしないだろう。
僕の白いヘッドホンは、曲が流れる。
曲は、「藍に融けたって構わないから」ってながれてる。その歌詞が僕の胸の奥に優しく沈む。
いつか消えてしまうそんな運命は、僕の心臓の鼓動を早くする。僕は、強く生きることを胸にしまった。「消える運命でもそれでも生き続ける。」
と呟く。僕は、夕暮れの空を駆けた。
強く生き続けるんだ。ぴちゃん。雨粒が僕の肩を濡らす。雨が降ってきた。僕は、急いで走り家に帰った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます