あとがき

第40話

こんにちは。


しゅんかです。



まず初めに、この物語を最後まで見届けていただいたあなたに、心からの感謝を贈ります。



おつかれさまでした!





私は、図書館や図書室という、年期の入った本や不特定多数の人が手に取り読んだ本が集まっている場所が大好きでよく出向くのですが、いつの日か偶然手に取り見た、柳の木のことが詳しく書いたページに、とても惹かれました。



たった、2ページ程にまとめられている柳の木の情報でしたが、読み終わると同時に、この世界《いつか、また。かならず、ここで。》が、出来上がっていました。





私がつくりあげ、今まで見届けてきた全ての物語に出てくる人物の中で〈更級亜依子〉は、いちばん冷たい人間だと思います。ある意味。




けれど、そういう女の子…自分が進むため生きるために〈親も友達も救ってくれた年下の男の子も捨てる〉非情な女の子にならなければ、誰よりも上に跳ぶことが出来なかったのでしょう。



《いつか、また。かならず、ここで。》という世界の中にいる生き物全ては、きっともう二度と、〈更級亜依子〉に会うことはありません。


そしてその現実を、ここの世界にいる全ての生き物は、受け入れています。



悲しいけれど、それぞれ、自分なりに自分の力で、上に向かって跳び、進んでいくのでしょうね。





ちなみに、私は何故か澪のことが好きでした。妙に。というより、澪が出てくる場面がくるとほっとしました。



……なんて、どうでもいい情報をひとつ、ぽつり。






そしてそして、章タイトルになっている《スーパーボール事情》を歌う4人組ロックバンドがメジャーデビューするまでを綴った、


【農業高校軽音部!】という物語をつくっております。



東京に挫け、仕事も彼氏も失った二十歳の大人が、子どもの頃住んでいた田舎町に帰ってきたその日から始まる、世界です。


基本的に、登場人物全員馬鹿のおふざけ度高めな空気になる予感がむんむんしておりますが…


よろしければ、覗いてみてください。





いつどんなときも、私の精一杯で物語をつくり世界をつくり小説を書いておりますが、力不足で、拙い表現力で、誤字脱字もあるかもしれません。



全て自己満足でやっていることです。



それでも、この作品に辿り着き、さらには見届けてきたいただいた方がひとりでもいるならば、私はとっても、幸せです。



最後になりましたが、本当に本当にありがとうございました!





いつか、また。かならず、どこかで。逢えることを願って。





しゅんか

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いつか、また。かならず、ここで。 【完】 しゅんか @syunka_i

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